要所要所で締め上げる
今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
要所要所で締め上げる
毎週土曜日の午後は茶道のお稽古。天気が良かったので着物で行きました。午前中に一文字結びと袴の紐の結び方を練習しておいたおかげで、ひどく着崩れることはありませんでした。感覚としては荷造りの時と同じで、要所要所で締め上げることがポイントの模様。これまでより窮屈ではありましたが、これくらいの締め上げ方が必要なのかも知れません。そういえばYouTubeで年配の方が着付けをしている動画は、すごい力で締め上げているように見えます。日頃、ユニクロの服ばかり着て楽をしている私には、着物を着るということは必ずしも快適なものではないようです。
荷造りの仕方を学んだのは家業に就職して最初に配属された時でした。都内にある百貨店の和食器売場に配属されて、接客、包装などと同時に学んだスキルの一つです。マニュアルなどがあるわけではなく、最初一通り教わった後はすぐにお客様の荷物を配送するために手を動かすことになりました。先輩方に何度も助けを求めながら苦労して身につけたのは良い思い出です。わが家では段ボールを縛り上げて資源回収の指定場所へ持参するのは私の仕事。今でも大抵のものは紐がゆるまないように縛ることができます。
「打ち合わせのための打ち合わせ」をしていないか
先日、ある案件の打ち合わせがありました。関係者がZoomで顔を合わせる形式で、さらっと40分くらいで終了しました。終わってから思ったのが、「これって事前にメールのやり取りで確認できることがほとんどだったな」ということ。いろいろ確認事項があったのですが、Zoom上で話すよりもメールで記録に残した方が適切だったのではないかと感じたのです。もちろん、リモートでも顔を合わせて関係性を深めることにそれなりの意義はあります。でも、「とりあえず打ち合わせ」「まずは打ち合わせ」というのが、果たして効率の良い時間の使い方なのかというと疑問に感じます。
今回の件に限らず、世の中にはとりあえず打ち合わせをしたがる人がいるものです。「その打ち合わせで何を決めるのですか?」と聞くと、わざわざ会って話すほどのものでないことがほとんど。打ち合わせばかりをして、仕事をした気持ちになってしまうのは危険。そんなに時間があるのであれば、見込客のところへ顔を見せに行った方が有意義だと思うのです。「打ち合わせのための打ち合わせ」をしていないか、今一度、仕事のやり方を見直す勇気を持ちたいものです。
クレジットカードの限度額
先日、ふと気になって、メインで使っているクレジットカードの限度額がどうなっているのか調べてみました。私が使っているカード会社の場合は、アプリ上で希望額を入力するとその額が利用可能かどうかわかるというもの。限度額そのものを教えてくれるわけではないのですが、とりあえず適当な金額(私にとっては高額)を入力してみました。するとあっさり買い物可能と表示されます。こんなに限度額が高く設定されているんだというのが率直な感想。銀行や証券口座の残高を知られているのでしょうか。特に買い物の予定があるわけではないものの、それなりに信用されているようで少し安心してしまいました。
最近はクレジットカードの利用は最小限にするようにしています。PayPayと交通系ICをできるだけ利用するようにしていて、翌月の引き落とし時に慌てないようにしているのです。生活費から何からすべてをクレジットカード決済していたこともあって、その頃の決済額は毎月それなりの金額でした。リアルタイムで銀行口座の残高に反映されないのが気持ち悪く、PayPayが出てきてからは徐々にクレジットカードの利用を減らすことに。今では最盛時の1/3くらいの決済額が続いています。クレジットカードを今でも保有しているのは、青い会社のマイルが貯まるからというのが大きな理由です。今でも年に2回くらい特典航空券で東京往復をできているので、私にとってはそれなりのメリットがあります。
クレジットカードの限度額を知ってしまうと、「あのカメラが買えるな」などと気になりだしてしまいます。Nikon Zfを手放したばかりなので大きなカメラは欲しくないですし、といってRicoh GRを三度購入する気も起きません。気になっているのはLeica M3。以前に所有していたことがあって、操作感は極上でした。また欲しくなってきてしまいました。
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