Zoomでインタビューした話
オンラインインタビュープラットフォームを利用して、創業に関するインタビューを実施しました。フォームに入力して募集するだけで、要件に該当する人の中から希望者が手を挙げてくれる仕組みです。
講演のためのコンテンツ
ユニーリサーチというサービスを利用してインタビューを実施しました。商工会議所を何らかの形で利用し、実際に創業したことのある方へのインタビューで、今度のセミナーでお話しする際にコンテンツの一つにします。
創業については、事例や考え方などお話しできることがあります。だからこそ私に依頼が入ったと考えていますが、5時間も私が話しっぱなしでは面白くありませんし、少し疲れてしまいます。そこで目先を変えるためにも、私が商工会議所を利用した創業者にインタビューをし、その様子を見てもらおうと考えたのです。
同じ手法は既に昨年試していて好評なのを確認済み。自分たちのお客様の生の声を、私が代わりに聞き出してきてあげるわけですから喜んでもらえるのは当たり前です。昨年とはセミナーのテーマが少し異なるので、動画を使い回しすることはせず、新たにインタビューを実施することにしました。もちろんインタビューをするにあたって謝金や手数料等は発生しますが、これは私の持ち出しです。少しでも良い講演にするために必要な投資だと考えています。
教科書に書いてあるようなことだけを話しても面白くないですし、他の誰でも提供できるのであれば価値はありません。私オリジナルのコンテンツを提供するというのは、プロのこだわりです。
インタビューの準備
インタビューを実施するにあたっては、事前にこちらの要望を明記しておく必要があります。ミスマッチのないように、できるだけ簡潔に伝えることを心がけました。特に質問事項は事前に提示しておいて、スムーズにインタビューが行われるようにしました。
昨年はお一人だけ、いまいち趣旨が伝わっておらず、没にしてしまったインタビューがありました。応募に手を挙げていただいたはずなのに、なぜだか前向きに質問に答えてくれず、もったいないことになってしまいました。今回は特に明るくハキハキとお答えいただきたいことも明記し、困ったことにならないように予防線を張っています。
・質問すること
1 どのような事業を営んでいますか(営んでいたか)
2 創業にあたり、商工会議所をどのように利用したか
3 どのような点が実際の創業に役に立ったか
4 反対にどのような点が物足りなかったか
5 もう一度商工会議所を利用するなら、どんな点に期待するか
質問事項はこのように事前にお伝えしていたので、収録は15分ほどで終了。おそらくほぼ編集することなく利用することができそうです。動画はテロップや音楽を入れることなく10分程度のものに仕上げます。私が1時間話すたびに1本、インタビュー動画を見てもらい、感想などを共有しようという考え。PowerPointのスライドに動画を貼り付けて、流すことにしています。
音声はMacBook ProにスピーカーをBluetoothでつないで流します。数十人程度の会場であればこのやり方で充分。主催者にスピーカーの用意を依頼すると色々と面倒臭いので、自分で準備することにしています。
今日実施したのは、最初のお一人で、この後3名の方ともインタビューを予定しています。面白いのが、手を挙げてくれたのが全て女性であったこと。年代や性別をバラバラにしたかったのですが、そうはいかず40代以上の女性ばかりになってしまいました。中小企業支援に携わるようになって、不思議なことに、私の相談者さんは女性の方が多いです。
Macbook Pro M3で画質が向上
インタビューはZoomを利用して行いました。私の端末は昨年購入したMacBook Pro。内蔵カメラの解像度が高く、きれいな動画を録画することができました。リモート会議やウェビナーを始めた当初は、外付けのビデオカメラなども駆使していましたが、最近はMacBook Pro単体で事足りています。せっかく揃えた配信機材を利用することがすっかり少なくなってしまい、押し入れに放り込んだままになっています。特に三脚は4つも持っていて、一番小さいのをアマチュア無線の運用に使っていますが、それ以外は持て余しています。
9月に久しぶりにリモートで講演?をする機会がありそうなので、その際には貸し会議室でも借りて配信してみようと考えています。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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