ブログを書き続けるための工夫
今日でブログを毎日更新し始めて708日目。ブログを続けるための工夫について書いてみます。
音声入力
先日、朝から予定が途切れずにブログを書く時間が取れないまま、帰りのバスに乗ってしまうということがありました。鉄道で移動している時にはパソコンを開くときもありますが、バスは揺れが大きくて目が悪くなりそうなのでiPhoneを触らないようにしています。このまま帰ってからブログを書き始めるとなるとスピンバイクを漕ぐ時間が取れないななどと考えていたら、そんな時に限ってその日のネタがふと思い浮かびました。すぐに書き始めたらスラスラと文章にすることができそうでしたが、ちょうどバスを降りることに。
バス停から自宅まで10分も掛かりません。ただ、ふと思いついて、歩きながら音声入力でブログを書いてみることにしました。結果は成功。いつもの文字数をわずかな時間で入力してしまうことができました。自宅に帰ってからは入力間違いを修正してアップロードしただけ。音声入力だけでも、効率よく書くことができると自ら実証することができました。ただし、その日は人通りが少なかったからよかったものの、すれ違う人などがいたら変な目で見られたかもしれません。通学路でもあるので、不審な動きと思われないように配慮が必要でしょう。
これまでも音声入力は使っていましたが、思いついたことをメモする時だけでした。箇条書き程度なのでしゃべり続けるほどの量はなく、ひと言ふた言つぶやいてきちんとメモに入力されているかを確認していました。今回のように長文を音声入力できたことで、ブログの記事作成を少し省力化できそうです。
定例のネタを作っておく
その日の記事はその日に書くようにしていて、事前に書き溜めておいた記事をアップロードすることはしていません。書き溜めておくことが悪いなどと思っているのではなくて、ブログを継続するためにも「その日の記事はその日に書く」と自分に課しているだけです。事前に書き溜めておくことを認めてしまうと、そのうちに「今日は良い記事を用意できていないから更新できない」などと考え始めてしまうような気がするのです。怠け者だからこそ、あえて厳しいルールを設けています。
一方でブログのネタが毎日すぐに思いつくかというと別問題。キーボードに手を置いてすぐに書き始められるなんてことはほとんどなくて、ほぼ毎日、「さて今日は何を書こうかな」としばらくの間、頭を悩ませることになります。夕方までネタが思い浮かばないと徐々に焦り始めることになるので、そんなことにならないように工夫していることがあります。
それは毎月、定例の記事を作成することです。私の場合は毎月20日前後に日経電子版で保存した記事を紹介するのと、月末あたりにポッドキャストの収録で何を話すか紹介するようにしています。たった2日だけですが、その日は何を書くか頭を悩ます必要がありません。私にとっては貴重な2日間です。
力を抜いて書く日を決める
毎週土曜日は日記のような記事を投稿しています。思いつくままに、結末やまとめ方を考えずに書き進めることにしています。タイトルはそれらしいものを後から付けていて、事前にネタを決めているいつもの書き方とは異なります。いわば力を抜いて書くことにしている日となっていて、この日もネタを考える苦労からは(少し)解放されています。
なぜ土曜日にそうした書き方をしているかというと、午後にお茶のお稽古があるから。帰ってきてからブログを書くには頭が疲れすぎているので、午前中に下書きを終えられるように、いつもと違う書き方をするようになりました。遅くともお茶のお稽古が始まるまでに書き終えてしまうのが目標で、教室近くのバス停で文字入力することもしばしばです。
ブログを書き始めるまで、事業者に情報発信するように勧めるだけで自分では発信らしい発信をしていませんでした。ふと思い立って自ら実践しようと始めたのがこのブログです。途中で投げ出すわけにいかないからこそ、いくつかささやかな工夫をして継続できるようにしています。今月中に丸2年更新し続けたことになりますが、まだ通過点のつもり。自分を知ってもらうための媒体として、ブログをこれからも育てていきたいと思っています。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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