ポッドキャストの収録で何を話すか(2024年2月)
次回のポッドキャスト収録日が近づいてきました。どんなことを話すか考えてみます。
カメラを買った理由
1年半使ったカメラを手放して、新たにNikon Zfを購入しました。このカメラを選んだ理由は軍艦部に操作ダイヤルが配置されていて、かつてのフィルムカメラのように操ることができるから。きれいな画像を得るだけならiPhoneで十分な時代に、わざわざミラーレス機を購入するにはそれなりの理由が必要です。私の場合はいくつか所有しているフィルムカメラと同じようにデジタルでの撮影も楽しみたかったのです。
先日、関与先が取り組んでいる新規事業について打合せを行いました。そこでいつも言っているのが「顧客が買わなければいけない理由を提示してやる」こと。モノだけならあふれかえっている時代に、自社の商品やサービスを選んでもらうのは簡単なことではありません。並べておくだけで売れるようなことはほとんどなくて、顧客に手に取ってもらうための仕掛けが必要。なぜ買わなければいけないのか、を顧客に納得させる工夫が必要です。
ブログの毎日更新が途絶えそうになった
先日、ブログの記事をアップロードし忘れていて、毎日続けている更新が途切れそうになりました。記事は書き終えていたものの、すっかり油断してそのまま寝てしまったのです。2時間ほど経ってふと目覚めた時に「ブログをアップロードしていない!」と気づき、無事に更新することができました。
別にインフルエンサーでもないので毎日更新しようがしまいがほとんどの人は気にしていません。それでもブログを毎日更新し続けることにこだわるのは、情報発信を継続することの重要性を自分で体感したいから。中小企業支援家という仕事柄、関与先に情報発信を促すことが多くあります。しかし残念なことにブログや動画での発信を始め、そして継続できるところはごくわずか。ほとんどの人ができていないからこそ、自ら情報発信を継続してどんな効果が生まれるかを体感してみたいと考えています。
人は必ず誰かに見られている
先日、ある人から「一日に三回見かけましたよ!」と声を掛けられました。顔を見知っているだけで、特に親しいわけでもない人からそんなことを言われるとドキッとします。どうやら休日にバスに乗って出かけようとしたところから出くわしていたよう。それほど多くの知人がいるわけではない地域に住んでいますが、どこでどなたに見られているかわからないなと実感した出来事でした。
会社に置き換えると、従業員も経営者のことをじっと見ています。業績が思わしくないことや都合の悪いことを従業員に黙っていても、経営者の想像を超えて従業員には正確に伝わっているもの。苦しい時ほど従業員とは真正面から向き合いましょう。
日経産業新聞が休刊してしまう
日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJの3紙を購読しています。ところがそのうち、日経産業新聞が3月末で休刊してしまうそう。私の貴重な情報源の一つが失われてしまうということで困ってしまっています。
新聞が絶対に正しい情報を載せているとは思いませんが、世の中のことを広く浅く知るためには便利な媒体です。特に私のような多くの業種の経営者と対話することを生業にしている者にとって、インプットは欠かすことのできない作業。例えばある経営者は理論物理学者でもあります。そんな彼と対話するためにも、日経産業新聞などから世の中の大きな流れを学んでおくことは重要です。
情報発信していないと営業が気まずくなる
ある関与先が営業に注力することになりました。期末の業績を少しでも押し上げるために、既存顧客を中心にDMを発送して受注の上積みを目指すことになったのです。その時、営業担当者がこぼしたのが「ちょっと気まずいな」という一言。私が何度も促していた情報発信を一切せずに「売りっぱなし」だったので、急に連絡を取るのが気まずいというのです。
情報発信は自己顕示欲を満たすことが目的ではなくて、顧客と関係性を構築しておき、いずれ売り上げに結び付けるのが目的です。日頃から自己開示をしておいて、顧客からの信頼を積み重ねておけば、困りごとが発生したときに真っ先に相談してもらえる確率が高まります。商売の本質は顧客課題の解決。顧客課題を打ち明けてもらえなければ、何かを売ることもできないのです。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
関連記事