禁酒しているわけではありませんが、酒を飲まない日が続いています。最後に飲んだのがいつだったかすぐに思い出せないくらいです。飲み物についてつらつらと書いてみます。

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン

高血圧、少量でもリスク　厚労省が「飲酒ガイドライン」
日本経済新聞　電子版　2024/2/20
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78601800Z10C24A2CT0000/

厚生労働省が初の指針「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を正式決定したそう。記事では「ガイドラインを参考に自分に合った飲酒量を決めることが大切」というコメントが紹介されていて、飲酒はリスクであるというのが今までになく明確に打ち出されています。

酒やたばこは趣味嗜好品なので、どのように楽しむかは本人が好きに決めれば良いことです。ただ、かつてのように他人を巻き込んでまで楽しむことは許容されない時代になりました。30年くらい前までの会社であれば、個人のデスクで喫煙できていた時代があったというのですから驚きです。そのうちに日本でも公共の場や子どもの前での飲酒は禁止されるようになるのかもしれません。

私が今、違和感を感じるのが酒の広告など。爽やかさなどを連想させる広告は飲酒のリスクと向き合っていないように感じるのです。かつてF1レースの広告の花形はタバコ会社でしたが、今では規制されて消え失せています。酒に関する広告も今のように野放図な状態から規制されていくことでしょう。

最後に酒を飲んだ日が思い出せない

最後に酒を飲んだ日が即座に思い出せません。よくよく思い出してみると、年が明けてからは1月4日の飲み会、1月20日のホームパーティー、2月1日の懇親会の3回くらいしか飲んでいないはず。そのうち、しっかり飲んだのは1月4日だけで、他は軽く口をつけた程度です。他にも正月を含めて外食する機会はありましたが、いずれもノンアルコール飲料でした（たぶん）。家ではまったく飲んでいません。以前はサントリーオールドを常備していて数ヶ月かけて空けていることもありましたが、ここ数年は自分で飲むために購入することは無くなってしまいました。家業の代表取締役を務めていた時に、毎日のように飲み歩いていたことが信じられません。

私の場合は飲んでいるその場は楽しいものの、睡眠が浅くなり、翌日の頭痛と胃の不快感にいつも悩まされています。ひどく飲んだ時などは数日間、頭痛が続きます。こうした症状は徐々にきつくなってきているように感じていて、意識して酒を飲まないようになった原因でもあります。元々、頑強な体質ではないので、しばらく酒を飲まないと少しの量でもすぐに二日酔いになってしまうのでしょうか。

次の飲み会の予定は4月に京都に行った時になりそう（今日、どなたかに呼び出される可能性もありますが）。ビールの最初の一口はおいしいのですが、後は雰囲気ですね。飲まれないように適度に楽しみたいと思っています。

どんなものを飲んでいるか

酒は飲みませんが、もちろんその他の飲み物はがぶがぶと飲んでいます。朝はコーヒーに牛乳をドボドボ入れたもの、日中はルイボスティとハーブティを水筒に入れて持ち歩いていて、水分摂取量が足りなくならないように意識しています。運転していたり、関与先の会議などに出たりしていると水分摂取量が少なくなりがちで、夏に熱中症になりかけたこともあるので気を付けるようにしています。本当は日中にもコーヒーを飲みたいところですが、カフェインを摂り過ぎると眠れなくなるので我慢するようにしています。そのため、カフェインレスを選べるお店があると助かります。

家業に在籍していた当時、取引先に伺うとお茶やコーヒーを出していただいていました。ありがたいことなのですが、何社も回っているとカフェインの摂り過ぎですっかり気分が悪くなってしまっていたのは懐かしい思い出です。といって何も飲みませんと言うのも無粋な気がして、各お取引先がどのようなカップなどで飲ませてくれるのかを興味深く観察させてもらっていました。

さらに遡って、私が高校ボート部にいた頃は水分はしっかり摂るように指導してもらっていました。水を飲むとよくないなどという時代でなくて良かったです。あの頃に飲んでいたのは艇庫の水道水。さび臭い水を我慢して飲むか、近くの公園まで自転車を飛ばして行き、その公園の蛇口から水を入れていたこともあります。あの公園がまだあれば、今度東京に帰った時に寄ってみようかな。

体は自分が摂取したものから成り立っています。食べ物と同じように、飲むものにも気を配りたいものです。

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