「いつか使えるかもしれない本」はいつまでも活用することがない
今日はクローゼットと本棚の整理をしていました。
まずスチールラックを設置した
これまで押し入れというか小さいクローゼットには適当に荷物を放り込んでいましたが、奥行き30cmほどのスチールラック2台を前後に設置することで収納し易くするようにしました。カメラのドライボックスとバッグ類をガサガサと入れるのがやっとの状態だったのが、茶道のお稽古グッズやアマチュア無線機などをきれいに収めることができるように。引っ越して2年近く経ち、ようやく片付けることができた感じです。
クローゼット内部で他に場所を取っているのは、フォールディングタイプのシーカヤック2艇と関連グッズ。特にパドルが3種類もあります。これらがまだ捨てられないのでクローゼットの半分は手が付けられません。残り半分の収納性を高めて身の回りの整理整頓を行いました。
本や雑誌の整理をした
次に本や雑誌の整理をしました。前回PDF化を見送っていたものも今回は思い切って作業してしまうことに。同時にいつか参考になるだろうと取っていた雑誌類も処分することにしました。社会保険労務士関連の雑誌などは何か相談を受けた際に使うことがあるだろうと取っていたものの、定型業務を手掛けない私にはいつまで経っても出番がなく、すべて資源ゴミの回収場所へ持っていきました。PDF化しておいたところでいつか法改正で使えなくなる資料です。万一、なにか相談を受けることがあれば、その時に必要な資料を手に入れることにします。
「いつか使うかもしれない」という雑誌は他にもあって、すべてPDF化か資源ゴミに。残されているのは読み捨てるつもりの文庫本と業者によるPDF化が難しそうな大型本など。あとは息子の図鑑やムックくらい。それでもまだ収納場所から溢れているので困ったものです。実家暮らしの頃に大きな本棚が部屋にあったというのは贅沢なことだったのだなと今さら痛感しています。
PDF化は今回もスキャンピーに依頼することにしました。前回作業時に様々な業者に依頼して、最も信頼できる業者さんだとわかりました。納期が明確であるというのが一番大きくて、大事な本も安心して任せることができます。今回はビジネス書が若干と、雑誌やムック。合計で50冊もなかったはず。すぐにコンビニから発送してスッキリすることができました。
「いつか使えるかもしれない本」はいつまでも活用することがない
顧問先が何社かあって、加えてたまに講演するような仕事をしていると、ついつい「いつか使うかもしれない」と本を溜め込んでしまいがちです。実際に使うことがあればよかったのですが、そうやって処分を猶予した本に限って二度と開くことはありません。身軽に生きるためにも思い切って処分する基準は必要で、私の場合は「前回、整理整頓した時から今日までに目を通す機会があったかどうか」です。この基準さえあれば、本や雑誌の内容に惑わされることなく判断することが可能になります。今日の整理にもこの基準を当てはめて、ばっさりとスペースを生み出しました。
多くのものに囲まれていると、それだけで思考が鈍るような気がしています。身の回りのものはできるだけ少ない方が良いと思っていて、整理整頓は重要。じゃあシーカヤックとか処分してしまえよとも思うのですが、こればかりは強烈な思い出があるのでまだ踏ん切りがつきません。次回の引っ越しまでに乗ることがなければ、その時が処分のタイミングなのかも。
先日は関与先で与えられているデスク周りをきれいにしました。前任者が書類を多く残していて、これまで開くことのなかった書類をファイルごと、ごっそりとシュレッダーに掛けてしまいました。開くことのないファイルなどただのゴミで、捨ててしまうに限ります。私はやむなく受領した書類も1ヶ月くらいで捨ててしまいます。重要な書類を所定のファイルやストレージに保管するのはもちろんですが、それ以外に会議などで配布された書類は闇雲に保存することはありません。書類に埋もれたデスクなどゾッとします。紙資料を捨てたからといって後で困ったことなどまったくなく、紙資料に限っては、「迷う前に捨てる」のがマイルールです。
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