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コラム

ひさびさにCanon R7を持ち出して撮影して考えたこと

今日は土曜日なので思いつくままに考えていることを書いてみます。

ひさびさに撮影に出かけた

息子のレースがあるというのでCanon R7を持って陸上競技場に出かけてきました。このカメラを持ち出すのは半年振りくらいでしょうか。キレイには映るのですが、所有欲を満たしてくれないのですっかりご無沙汰していました。

道具のスペックは重要です。ただ、それ以上に大事なのは質感だとか操作感だとかを総合して所有欲を満たしてくれるかどうか。Canon R7は名機なのでしょうが、私とは感性が合いませんでした。せっかく僕のところに来てくれたのに申し訳ない気持ちになっています。その点、常用している万年筆は触っているだけで落ち着きます。経営者と対話する時に欠くことのできない道具の一つで、筆記するという役割だけでなく、精神安定剤のような効果も果たしてくれています。不思議なものですね。

今日の撮影も例によって、走っている息子にレンズを向けて連写するだけ。誰でもそこそこの写真が簡単に撮れてしまいます。フルマニュアルでの撮影もできるのでしょうが、説明書を読まない私には直感で操れず写欲がそそられることはありません。前と後ろのダイヤルに機能をどう割り振るかとか、露出補正をどうするかとか説明書に目を通さないとアレンジできないのが面倒くさいのです。シンプルなフィルムカメラが好きな私はすっかり持て余してしまっています。じゃあなんで手に入れたのかというと、ズームレンズを駆使して息子の走っている姿をとるため。まぁ、確かに目的は果たすことができています。

今、納品待ちの状態なのがNikon Zfというカメラ。見た目がフィルムカメラに似ていて、操作ダイヤルが軍艦部に配置されているので私のような素人でも撮影を楽しめそう。何より、いくつか持っているNikonのフィルムカメラと佇まいが同じなのです。納期は年明けくらいかと思っていたらまだ連絡はなく、春には届くかなとのんびり待つことにしています。

バックアップのHDDを6TBのものに交換

撮影した画像をSDHCカード経由でMacBook Proに読み込ませた後に、ついでにTimeMachineでバックアップを取ることにしました。年末のセールでHDDが安くなっていたので6TBのものを購入してあります。これまでが2TBだったので大幅に容量増です。本来は繫ぎっぱなしにしておけばよいのでしょうが、定期的に繫いでTimeMachineを起動するようにしています。

これまで記憶媒体が破損してデータを失ったことなどはないのですが、いつか起こり得る事故だと思っていて二重三重のバックアップを心掛けています。特に画像が消えてしまったら思い出も消滅するので大変なこと。そう考えると現像済みのフィルムというのは記憶媒体としては優れているなぁと実感します。カビや火事さえ気を付けておけば、何かの拍子に間違えて消してしまうことなどもありません。アナログな媒体だから消えゆく運命にあるのでしょうが、デジタルデータだけが必ずしも優れているとは思いません。

印刷しておくのも有効ですね。ただ低品質なインクだとそのうちに劣化することに。私の場合、10年くらい前にAppleの製本サービスのようなもので作った写真集は、製本が甘いようで数年経ったらバラバラになってしまいました。同じような目に遭った人がいるのではないでしょうか。

iPhoneも昔はこまめにバックアップを取っていましたが、現在ではiCloudに自動でデータを移しているのみ。どのデータがどれだけ保全されているかまでは把握しておらず、あまり健全な状態とはいえません。TimeMachineを起動したついでにMacBook Proにも繫いでおくことにします。

博多の森陸上競技場

ひさびさに博多の森陸上競技場に行ってきました

後進のために記録を残す

何事も記録を取っておくというのは重要。昨日、顧問先で話したのは、数年後に振り返った時にわかるように資料を整理しておきましょうということ。目先のことばかりに目を奪われがちですが、組織は基本的に永続を目指しているので、将来の担当者が過去を振り返ることができるようにしておくのは今働く人々の責務です。

あるベテラン公務員と話した時のことです。基本的に3年くらいで職場を転々としているそうで、着任のその日から異動に備えて引き継ぎ書を作り始めているとのこと。異動の内示が出てから慌てて引き継ぎ書を作るのではなく、普段の業務として取り入れているということです。定期的な人事異動がある組織ならではの心構えだなぁと感心しました。

私が前任者と引継ぎができずに関与したある組織では、残されていたのはA4数枚の資料のみ。それが引き継ぎ書とされていたようですが、実務の機微を把握するには到底物足りない内容で、数ヶ月は試行錯誤の日々が続きました。その前任者は名刺も持ち去ってしまうなど、大いに問題がありそうな形で業務を離れていて、同じ業界で働いているようですが私の中では要注意人物として関わらないようにしています。


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