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コラム

ブログを毎日書くために努力していること

ブログを毎日書いているというと「すごいね」と言われたり、「よく時間がありますね」とあきれられたりします。私がどのようにブログを書く時間をひねり出しているかを書いてみます。

習慣化する

特に何もない日は7:30からの30分間と、夕食後の時間にブログを書いています。朝の30分間でネタを決めてざっくりと書き出し、夕食後に仕上げてアップロードすることがほとんど。ブログを毎日更新し始めた当初は一気に仕上げようとして負担感も大きかったですが、このペースを掴んでからは(あまり)無理なく書き進めることができるようになりました。

毎日何かをしようとするのであれば習慣化が必要だと思っていて、意識してそうすることもあれば、自然と身につくことも。ブログを書くことに関しては後者で、自然と自分に合ったペースで書く習慣が身についていました。

他に毎日の習慣にしているのがストレッチなど。股関節や肩が固くなりやすいので、よほどの二日酔いなどでも無い限り、毎朝体を動かすようにしています。ストレッチをしているとちょっとした体の不調などはなんとなく察知できるようになります。ちょっと体が重いなとか、いつもより気分良く体を動かせないなといった感じ。習慣にしているからこそ、鍛えるだけでなく体調を把握するための手段にもできています。

毎日必ず更新すると宣言する

もちろんこうしてブログを書き続けていると、熱を出した日もあれば、ネタがいつまでも思いつかない日もありました。それでもパソコンに向かい続けることができたのは、「ブログを毎日更新する」と宣言してしまっているから。宣言したからにはブログを書く時間を確保しなくてはいけないわけで、移動中にiPhoneで書いたり、(今日のように)空港でパソコンを開いたりすることになります。

これが「ほぼ毎日更新します」とでもしてしまったら、私の場合はなし崩し的に更新できなくなってしまうことでしょう。「iPhoneで文章を書いてもアップロードが面倒くさいから今日は休む」「荷物を減らしたいから出張中は更新しない」「夕方までに書きたいネタが思いつかなかったから無理に書かない」などとなるのは確実です。

何かをしようと決めた時に周囲に宣言するのは有効な方法です。ある関与先では新規事業を始める際に、直接関わらない従業員に対しても新しい事業に取り組むことを周知してもらいました。事業の成長のバトンを繫ぐ覚悟を伝えると同時に、経営者自身も退路を断って取り組んでもらうために宣言してもらったのです。宣言するというと尻込みする経営者がほとんど。でも途中で投げ出さないためにも自分を追い込むことが必要なのです。

キーボード

毎日、キーボードに向き合っています

情報をインプットする

必要な情報を仕入れないことには出力して表現することはできません。ブログを毎日書き続けるには過去の経験だけでは到底続けることはできなくて、常にアンテナを張り続ける必要があります。実際のところ、もっとも時間を取られるのはネタを考えている時。今日という日に自分が何を発信できるかを定めるのがもっとも苦労するところです。ネタさえ定まればあとは書き進めるだけですから。

私のインプットは主に日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、そして日々の事業者との対話が中心です。世の中の流れを掴むには新聞ほど効率の良い媒体はないと思っていて、日によっては新聞を読むのに2時間ほど費やすこともあります。今日も今のところ新聞を読む時間を作れていないように、二日分まとめて読むこともしばしば。インプットしないことにはアウトプットもできないと信じているからこそ、それなりの労力を掛けています。

中小企業支援業界の専門家とされる人々を見ていると、過去の経歴で勝負している人が多いように感じます。大企業の○○部門出身だとか、○○銀行を経て○○ファンドへ、といった感じ。私の場合は過去の経営経験はもちろん余さずに還元しているつもりですが、日々新たな知見を吸収してそれを関与先に提供したいと考えています。そのためにも今の自分に満足せずにインプットし続けることは必要で、油断してしまった途端に足を引っ張るだけの専門家になってしまうのだろうなと自分を戒めています。

ブログを毎日書くといってもそれなりの努力は必要。ただ最も重要なのは最初に一歩を踏み出して、継続する強い意志を持つこと。情報発信しないことには知ってもらえない仕事をしているからこそ、これからも続けていきたいと考えています。


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