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コラム

ある一週間の予定

明日からの一週間、どのように動く予定かを書いてみます。

月曜日

顧問先の経営者から会議に出席してくれと依頼がありました。いつもは経営者・幹部とだけお話ししている顧問先ですが、今回は会議に出席し、もし必要であればコメントして欲しいとのことです。

社外取締役として関わっている先であれば、非常勤であったとしても当事者として関わるようにしています。顧問先ではなく、取締役会メンバーの一人として発言するわけです。何が出来ていて何が出来ないのか。代表取締役の想定通りに事業をコントロールできているのか、残念ながら手に余る状況になりつつあるのか。時には支給される以上の資料の提出を求め、経営の一翼を担う責任を果たします。

一方で今回のように顧問契約してもらっている会社の場合は「社外の第三者」として関わることになります。私は経営者や幹部とお話しさせてもらいますが、その結果をどのように利用するかは会社次第。私が提供する知恵やアイデアを実行するもしないも自由で、またその決定に関して私が異議を唱えることもありません。経営者が意志決定をするための材料を提供するのみで、意志決定の当事者としては関わらないのです。

私と契約してもらう会社がどのような関与のあり方を望むかはそれぞれのご判断です。どんな関わり方になるにしても、与えられた役割を期待以上に果たすように心掛けています。

火曜日

午前中は社外取締役を勤めている会社の取締役会。今回はリモートで開催されます。事前に資料等は共有されていて、取締役会当日に初見の資料を基に不毛なやり取りをすることはありません。

この会社の課題の1つが月次決算の早期化。かつては翌月頭に速報値が共有されていたそうですが、現在ではかなり時間が経たないと数字が確定しません。このあたり、会計事務所の乗り換えも含めて検討するようにお願いしているところです。さてどうなることでしょう。

午後はポッドキャストの収録。カーシェアリングを利用して1時間ちょっとの距離にある施設で収録を行います。録音時の反響音に悩まされてきましたが、前々回の収録から元放送室を利用するようになってから改善することができました。スマホ一台あればとりあえず情報発信は可能ですが、細かいノウハウは一歩を踏み出した者だけが得ることができます。

水曜日

インキュベーション施設で業務に就きます。

木曜日

午前中は新幹線で1駅のところにある顧問先へ。月一回の面談です。

午後からは息子が通っている中学校で行われるキャリア教育イベントに協力してきます。中小企業支援家の私が「どのような職業なのか」や「働くことの意義」などについて中学生とお話しさせてもらいます。他にも多くの社会人が参加するそうで、どのような人がいるのか楽しみです。生徒は事前にどんな職業の話を聞きたいか選べるそう。息子は私の所へやってくるのでしょうか。

金曜日

インキュベーション施設で業務に就いた後、息子と野球を観に行きます。クライマックスシリーズに進むことがなければ今季最終観戦となります。今季はこれまでのところ所沢で1試合、福岡で5試合観ていて、今のところ2勝4敗。最後は勝ちたいですね。息子の希望で今回もビジター応援席のチケットを取っています。

カレンダー

自営業なので時間の使い方は自由です

土曜日

午後はお茶のお稽古。12月のお茶事に向けてそろそろ緊張してきました。お役目があるのでいろいろ覚えなくてはいけないですし、毛筆で手紙も書かなくてはいけません。この日までに下書きを作成して、先生に見てもらおうと考えています。

小学生の頃に少しだけ毛筆を習っていたのですが、先生と相性が良くなくてすぐに辞めてしまいました。書き方を教えてくれないのに、下手だと言われて教室を出て行った記憶があります。教室ビジネスを営んでいるのであれば主役は生徒のはず。その教室は先生や字が上手な子だけが主役であったようです。

高校1年の時には、地域で有名な予備校講師が特別に開講しているという英語塾に放り込まれそうになったことがあります。初回のお試しだけ行って、講師と波長が合わなさそうなので通わないことにしました。無理に通わず、自分のペースで高校生活を送ることができたのは正解でした。ボート部ばかりにのめり込んで、その後の大学受験では苦労しましたが。

日曜日

塾用のカバンが小さくて不便だというので息子と買い物に行きます。私が中学2年生の頃にはもう父親と二人で外出することなどなかったような。まだ相手をしてくれるのは幸せなことだと思っているので、二人で買い物ついでにおいしいものでも食べてくることにします。

息子との外出時においしいものを食べたくなるというのは、祖父の影響を受けているのかもしれません。私が小さかった頃は父親よりも祖父と出かけることが多く、家業のお店を回ったりしながら百貨店やホテルで食事をするのを楽しみにしていたものです。


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