セミナーを企画する際に気を付けていること
セミナーを企画する際に
どのようなことに気を付けているかを書いてみます。
チラシのデザイン
セミナーの内容自体が充実していることは当然ですが、
それ以外に印象を大きく左右するのは
チラシのデザインです。
イケてないデザインを平気で利用してしまうと
企画する側の信用問題にも関わります。
ましてや誤字脱字などはもってのほかです。
私の場合はチラシのオリジナルテンプレートを
作ってしまっています。
毎回ゼロから作り直す手間を省略できますし、
同じデザインのチラシであれば
「あ、岡田が主催するセミナーの案内だな」
と見た目で興味を持ってもらうこともできます。
定員は少人数、先回り営業する
定員は可能な範囲で少人数にします。
セミナーを開催する目的は様々ですが、
私が主催する場合は
参加者との関係性を構築するのが主要な目的です。
密なコミュニケーションを取るためにも
定員を無駄に増やすことは逆効果。
セミナーの前後も含めて
会話をして関係性を構築できるのは
10名が良いところではないでしょうか。
「最近どうされてますか?」
「何か困っていることはないですか?」
「今度、個別にお話ししたいことがあります」
などと参加者とお話しすると喜んでもらえます。
もう一つ重要なのが、
セミナーへの参加を募る際に
こちらから声がけすること。
つまり先回り営業を行うことです。
「チラシを配ったが反応がない」
「ウェブサイトで案内したが反応がない」
「チラシを他の窓口に預けたが反応がない」
どれも集客の典型的な失敗事例です。
私はセミナーを企画すると同時に、
これはという関係者に直接お声がけをして
応募してもらうように促しています。
「○○さんに役立つセミナーだと思うので
直接連絡しています」
「前にお話しした△△に関するセミナーなので
お役に立てる内容だと思います」
といった感じで個別に連絡します。
ポイントは定型文などで案内しないこと。
あくまで「個別に」連絡するのです。
また連絡手段も相手に合わせます。
メールですぐに返事をくれる人なのか、
電話でないと連絡がつかない人なのか、
メッセンジャーを好む人なのか。
自分の都合で連絡手段を選ばずに
相手が情報を取りやすい連絡手段を用います。
終わりの時間を厳守する
外部のセミナーを受講して
非常に苛立つのが終了時間が後ろ倒しになること。
講師が10分も20分も延長したり、
司会が仕切れずにだらだらと質疑応答が続いたり、
迷惑以外の何物でもありません。
始まりの時間を
予定通りにするのは誰もが意識しますが、
終了時間を厳守するのには
案外、いい加減な主催者が多いように感じます。
次の予定があったり、
移動の時間が迫っていたり、
そもそも早く帰りたかったりと、
参加者は忙しくしています。
主催者が参加者から預かった時間は
事前の約束通りに守りましょう。
私が講演する場合は、
主催者に何時何分まで話せば良いかを
入念に確認するようにしています。
「セミナーの終了が○時なので、、、」
「質疑応答に少し時間を取ってください、、、」
などとあいまいな指示をする主催者もいます。
私はあくまで自分の持ち時間が何時何分までかを確認し、
その時間ぴったりに講演が終わるようにしています。
会場内に時計があればそれを意識しますし、
見づらい位置にあるのであれば、
腕時計を外してパソコンの横に置いておきます。
「時間ぴったりに終えてくれて助かりました」
などと感謝されることがありますが、
私からしたら当たり前の話です。
他人の時間をいつまでいただけるのか、
事前に確認してその約束を守るだけです。
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