講演直前に行っていること
今日はこの後、オンラインで講演を行います。
どのような準備をしているのか書いてみます。
講演のテーマ
2017年から、
江戸時代から続く家業を
投資ファンドに事業譲渡した経緯と、
地方中小企業への支援事例をテーマに
講演させてもらっています。
どちらのテーマも
私の活動報告というか、
歩んできた道をお話しするものなので、
とてもありがたい機会です。
今日は事業譲渡をメインでお話しします。
講演のあらすじ
講演のあらすじは
- 自己紹介
- 家業の説明1(販路)
- 家業の説明2(商流)
- 家業の説明3(歴史)
- 事業譲渡に至る経緯1 業績の推移
- 事業譲渡に至る経緯2 社長交代の経緯
- 事業譲渡に至る経緯3 社長就任後の取り組み
- 事業譲渡に至る経緯4 不祥事対応
- 事業譲渡に至る経緯5 事業計画の作成
- 事業譲渡に至る経緯6 スポンサー選定
- 事業譲渡に至る経緯7 投資ファンドの紹介
- まとめ
- 中小企業支援家としての支援事例
- 参考資料の紹介
といった流れです。
事業譲渡の経緯については、
日経トップリーダーなどで取り上げられていますので、
事前に頭に入れていただいている方が多いです。
そのため、
記事には書かれていない部分、
例えば、
当時の私がどのような思考をしていたかなどを
講演では丁寧にお話しするようにしています。
また、
地方中小企業の支援事例は
いくつかある事例の中から、
出席者の顔ぶれを想像して、
どの事例をお話しするかを決めています。
スライドの手直し
最初の講演は
中小企業庁の勉強会でお話ししたものです。
持ち時間が少なかったので
スライド1枚だけでお話ししました。
その際に
「中小企業の実態を知ることができた」
といったように感想をもらえましたので、
どうやらこのテーマは
お伝えしがいがあるなと気付きました。
その後、
何度もお話しすることを重ね、
上記のような構成に落ち着きました。
スライド枚数で63枚。
時間制限無しでしたら、
2時間くらいでお話しできるかと思います。
配付資料は
特に求められなければ無し。
必要であれば、
スライドの要約版を配布しています。
さて、
その準備ですが、私の場合、
直前までスライドに手を入れていることが多いです。
ほぼ完成された構成ではあるのですが、
それでも毎回、修正箇所が発生します。
今回の場合は、
・表記の手直し数箇所
・参考資料を新たに挿入
の2点を行いました。
参考資料は
日経BP社の単行本「なぜ倒産 令和・粉飾編」と、
家業の業績に関する資料
を新たに付け加えました。
テーマは同じことを話し続けていますが
常に手を入れてより良い内容にしようと
改善を続けています。
来月、再来月とまたお話しする機会があるので、
新しいご縁をいただけるのが楽しみです。
※講演後にアンケート結果の速報と来年度の依頼をいただきました。
全員が「大変満足(4段階中最高評価)」だったそうで安心しました。