地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

外部講師によるセミナーを企画する際に心がけていること

    外部から講師をお呼びする際に
    どのようなことに気を付けているかを書いてみます。

    早めの集合時間を設定する

    外部講師を呼ぶとなると、
    余り早い時間を集合時間にするのは
    申し訳ないと感じてしまうかもしれません。

    しかし、遠慮は無用です。

    講師自身も会場をチェックしたり、
    パソコンの接続に問題ないかを、
    確認したいものです。

    遅くとも講演開始の2時間前には
    会場に入ってもらいましょう。

    私が講師で呼ばれる場合は、
    さらに自主的に早めに入ります。

    どれくらい早めかというと、
    その時々の状況で異なるのですが、
    利用予定の交通機関に
    仮にトラブルが発生したとしても
    遅刻しない程度に予定を組んでいます。

    さらに翌日の天候などによっては、
    自主的に前泊する場合もあります。
    もちろん宿泊費は請求しません。

    謝金をいただいて仕事をする以上、
    できるだけ迷惑を掛けたくないと考えています。

    講師が持参するPCとは別に予備PCを用意する

    予備PCは必ず用意するようにしています。

    私が講師をさせてもらう場合は
    「PCは持参しますが、
    主催者様でも予備機をご用意願います」
    と伝えるようにしています。

    初めての外部環境に
    トラブルは付きもの。

    予備機を用意しておくことで、
    心に余裕を持つことに繋がります。

    私が講演活動を始めてから、
    持ち運んでいるのはMacのみです。

    これまで、
    プロジェクターを認識しないだとか、
    会場のスピーカーに繋がらないなど、
    トラブルは一度もありません。

    もちろん、
    コネクタ類は予備を含めて
    持参するようにしています。

    パソコン関連で
    以前にお見かけした出来事があります。

    講師の方はUSBメモリを持参するのみ。

    会場の主催者PCにUSBメモリを挿し、
    PowerPointで講演されていました。

    その際に、
    「パソコンにデータを落としてくれるな」と
    再三注意していたのが印象に残っていて、
    そんなに心配なら自分のPCを持参しろよ、
    と思ってしまいました。

    ノートパソコンとタブレット

    ノートパソコンに加えてタブレットを持参することもあります

    真っ先に質問する

    講演でよくあるのが、
    質疑応答でどなたからも挙手が無い場合。

    司会の立ち回り方によっては
    気まずい時間になってしまいます。

    私が司会を務める場合は、
    会場に質問を求める前に、
    自分からいくつか質問をさせてもらいます。

    「これから質疑応答の時間を取りますが、
    まず最初に私から質問させてください」
    みたいな感じで切り出すのです。

    こうすると
    ・質問ゼロの事態を防ぐことができる
    ・司会の質問が呼び水となり会場から質問が出やすくなる
    といった効果が生まれます。

    講師は質問されるとうれしいものです。

    先日も私が企画したセミナーで同じことをし、
    講師の方から
    「真っ先に質問してもらいありがとうございました」
    と言ってもらうことができました。

    講演は事前をどれだけ丁寧にするかで、
    当日の満足度はほぼ決まってしまいます。

    外部から講師を呼ぶ際には、
    丁寧にコミュニケーションを図り、
    お互いに万全の準備をするようにしましょう。

    関連記事

    TOP