人を紹介するのは「重い」
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○○さんを紹介してください、
と言われたことがありませんか?
紹介する重み
以前にこんなことがありました。
懇意にしている経営者の方から、
「岡田さんが繋がっていると思われる、
○○さんを紹介してもらえませんか?」
というお声がけがありました。
それに対し、
「申し訳ないですが、
知っている方ではありますが紹介できません」
とお返事しました。
私にとって○○さんは、
責任を持ってご紹介できる方ではなかったからです。
もう少し具体的に言うと、
人柄だとかに問題があるわけではなく、
仕事をする上での感性が、
悪い意味で独特の方だったのです。
私にはどうしても、
その経営者に貢献できる方とは思えませんでした。
私の大事な知人に対し、
求められたからといって誰でも安易に、
お引き合わせするわけにはいきません。
紹介したからには、
私にも一定の責任が生まれますし、
場合によっては、
お互いの信頼関係にも影響しかねないからです。
人を紹介する重みを
改めて確認した出来事でした。
紹介されるのも重い
逆もまた同様。
ある方から私に対し、
「今度、△△さんという方をお引き合わせします」
と提案があり、お会いしたことがあります。
ただ、残念なことに、
私には特に響くものがありませんでした。
どうやら先方も同じ感触を抱いているご様子。
お互いに必要な存在になれそうにないというか、
補い合える関係にはならないだろうと感じました。
紹介しようとしてくれた方は
よかれと思って引き合わせてくれたのでしょうが、
私にとっては時間の無駄でした。
それは先方も同じはず。
紹介されたからには、
何が何でも意気投合しなくてはならない、
なんてことはありません。
誰かと誰かを引き合わせようとするからには、
・単純な飲み会なのか
・その後のご縁を作るためなのか
・仲介者のためのきっかけ作りなのか
そのあたり事前に教えてほしいなと
思った出来事でした。
![名刺交換](https://sr14th.com/wp-content/uploads/2022/06/4477127_s-300x214.jpg)
名刺交換すれば人脈が築けるわけではありません
人脈という言葉
人脈という言葉を勘違いしている方が多いです。
ただ名刺交換をしただけで、
人の繋がりを作れるものではありません。
相手のことを思いやり、
ためになる情報などを提供してこそ、
相手から必要な存在になることができます。
そこまで関係性を深めて、
初めて、人脈と呼べるものになります。
そして、
その人脈は感情を伴うものです。
不義理を働けば距離を置かれますし、
さらに貢献できれば、
より関係性は深まります。
自分の人脈をどう作ろうが、
それはご本人の自由です。
ただし、
他人の人脈に関与しようとする場合は、
細心の注意が必要です。
このあたり、
軽く考えて行動してしまうと、
ご自身の信用を傷つけかねません。
■今日の出来事
京都から水無月を取り寄せました。
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