家族に伝えないこと

仕事関連のことを家族に伝えたり相談したりすることはありません。
飲み会の内容
今週は月曜、水曜、木曜と飲み会が続きました。いずれも二日酔いで潰れるようなことにはならなかったので、我ながらよく自省したと思っています。続けて飲んでいると、昔のように飲める気になってくるから不思議なものです。それでも油断せずに濃いお酒は避け、帰宅してからは水分補給をして乗り切ることができました。
家業で代表取締役を務めていた頃からの習性で、誰といつ飲みに行くかは伝えないことにしています。単に「飲み会」とだけ言って、夕飯が不要であることを伝えます。このところ飲み会がすごい勢いで続いていますが、いつもと同じく誰と飲むかは伝えていません。何か理由があるわけではなく、いちいち面倒くさいからです。なんでこの人と飲みに行くのかなど説明するなんて、私には無理なことです。家では一滴も飲まない私がいそいそと出かけるのですから、よほどのことだと思っているはず。実際、「飲むのも仕事」と開き直ることもしばしばです。
明日から東京へ行き、部活の先輩後輩や前の会社の先輩と飲みます。台風が近づいてきているようですが、たぶん大丈夫。お酒を飲みたいわけではなく、あくまで顔を見たいだけです。乱暴な飲み方をせず、穏やかにホテルへ帰りつくことを願っています。もちろん東京へ行くこととホテルの場所は伝えておきますが、そこまで。いちいち行動予定を伝えるのは控えています。
仕事の様子
中小企業支援家として働き始めて9年目を迎えています。その間、仕事の様子を自分から話したことはありません。息子が小学生の頃に職場へ連れて行ったことが何回かあり、その時の記憶があるかどうか。たしか、経営者さんの了承を得た上で同じ部屋にいさせてもらったことがありました。あるときにはプラモデルを私の横で組み立てていたこともあります。そんな彼も高校生になり、進路について考えることもあるはず。学校で父親の職業についてなんて説明しているのか、気になるところです。
さらに小さい時には家業の店舗巡回に連れて行ったこともあります。百貨店内のお店へ顔を出して、レストランで食事して、おもちゃを買って帰宅するというのがお決まりのコースでした。当時の記憶はほとんどないようで、寂しい限りです。私も祖父に連れられて百貨店を回ったことがあります。あの頃の祖父は何を考えて私を連れ出していたのだろうと、たまに考えることがあります。
自分から話さなくても、これまでの仕事の様子はこのホームページを見ればわかることでしょう。執筆した記事なども載せているので、ひょっとしたら読んでいるのかもしれません。自分でくどくどと話す必要がないので、メディアに掲載されるというのは記憶を残すことにもなります。

昨日は薄いハイボールを飲んでいました
転職に伴うあれこれ
来月から商売の現場に戻ることについては、確定した段階でそれとなく伝えました。まだ会社名などは教えられませんが、「また会社の経営をするから」といった感じで話しただけ。単身赴任を伴うことなどを事前に詳細を相談することはなく、決まったから行ってくるという感じです。実家の両親からもしつこく尋ねられますが、言えないものは言えません。「11月の株主総会が終わったら話す」と突っぱねています。
働き方が変わるタイミングで家族に相談する人もいるのでしょう。面談で「家族の了解は得られますか」と聞かれることもあるかもしれません。私の場合は自分だけで即断即決するので、家族に相談することはありません。家業を投資ファンドへ事業譲渡した時もそうでしたし、その後に中小企業支援家に転身すると決めた時も同様でした。相談したからどうなるものでもなく、自分と家族のために、これと決めた人生を歩むだけのことです。
今回は赴任先の住居や車探しも加わったので、それなりに手間がかかりました。誰かが全部やってくれればもちろんお任せしたいのですが、そういうわけにもいきません。ネットで検索しただけでマンションを選び、試乗もせずに新車を購入することを決めてしまいました。幸い、不動産屋もディーラーも親切な担当者さんがついてくれているので、赴任まで一か月を切りましたが、なんとかなりそうです。
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