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コラム

Apple Watchを着け始めて考えたこと

先週の土曜日にApple Watch SE3を入手しました。びっくりするような新機能はありませんが、通知が入るのはとにかく助かります。ひさしぶりにスマートウォッチを着けて数日過ごした感想を書いてみます。

LINEの通知だけで十分なのに

Apple Watchを付け始めて数日。想定していた通り、LINEの通知さえ入れば用は足ります。その他の機能は私には過剰です。交通系ICカードで決済できるのも便利といえば便利ですが、これまでiPhoneでタッチしていたのと比べてそこまで大きな差は感じません。

秋から働き方が変われば通知が増えると思うので、その頃にまたありがたさを実感するのかもしれません。今回手に入れたのはSE3という廉価版ですが、さらに機能をそぎ落としたモデルがあれば良いのにと思います。

気になっているのがトランシーバー機能。不特定多数の人との通話はできないようですが、一度試してみたいです。これでアマチュア無線のようにコールサインを使って交信できたら楽しそうなのに。FaceTimeの音声限定機能という位置づけなのでしょうか。私が愛用している無線機のひとつは昔ながらのトランシーバー型。これにマイクを繋げて交信しています。送信出力が小さくなっても、腕時計タイプの無線機があったらぜひ購入したいです。

ソーラー電波のG-SHOCKが最強

バッテリーの持ちはちょうど48時間くらい。思っていたより長いですが、実用上は丸一日で充電が必要になりそうです。以前に使っていたPebbleは一週間ほど持っていたので、どうしても短く感じます。外出や出張の際は充電ケーブルを持ち歩かざるを得ず、本体以外にも初期投資がかかってしまいました。

これまで使っていた腕時計は、夏はソーラー電波のG-SHOCK、冬はシチズンのソーラー電波タイプ。いずれも時刻は正確で、バッテリーを気にしなくて良いので不満はありませんでした。

LINEなどの通知を気にする必要がなければ、ソーラー電波のG-SHOCKが最強です。災害時などに丸一日で電池切れになるApple Watchはあまりに無力。出張の荷物にG-SHOCKを忍ばせておこうかと思うくらいです。いつか必ず災害はやってくるので、その時の電源対策は平時から考えておかねばなりません。

私のG-SHOCKはもう20年ほど使っていて、バックライトが壊れたのを機に基盤も交換しました。とっくの昔にサポート対象外になっていると思い込んでいましたが、カシオのサービスセンターで対応してもらえたのでうれしかったです。これだけ安心して長く使える道具はなかなかありません。祖父が最後に買ってくれたものでもあるので、大事に使い続けようと思います。

時計を鑑定してもらっている様子

Apple Watchを着け始めました

よく眠れているらしい

Apple Watchの睡眠スコアは昨日も90。7時間5分眠っていて「非常に高い」と出ました。数値が示されたからといって何が変わるわけではありませんが、今のところ体調に異常なし、ということなのでしょうか。秋から働き方が変わった時にどう変化するのかは少し怖いところです。

今朝は自転車で関与先へ向かったのですが、自動で検知して移動距離などを測定してくれました。とはいえ、測定されたからといって消費カロリーが増えるわけでもなく、私には不要な機能。ふーん、という感じです。

まだ試していないのは登山アプリのYAMAP。Apple Watchの画面上で登山計画やルートを表示してくれるそうです。歩きながらiPhoneを取り出す手間が減るので、これは便利そう。そろそろ涼しくなってきたので、どこかで試してみたい機能です。

私にとっては不要な機能の方が多そうですが、通知が届くという一点だけでも購入した価値はありました。まだ「なんとなく着けている」段階ですが、すでに何度もLINEの通知に助けられています。それだけのために数万円払うかどうかは人それぞれの判断でしょう。私の場合は仕事を円滑に進めるために必要だと判断しました。

家業の代表取締役を務めていた10年前には、スマートウォッチはまだ存在していなかったはず(たぶん)。当時から経営者は24時間営業だと思っていたので、常に連絡が取れるようにしていました。ただ、手元に携帯やiPhoneを置き続けるのはどこか落ち着かないものでもありました。ある経営者はApple Watchを2本持ち、どちらかを充電している間には必ずもう1本を腕に着けていたそう。私もそのうち2本持ちになるかもしれません。

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