講演の依頼が上手な方と下手な方
たまに講演などを依頼されることがあります。
年に数回程度です。
さっさと話がまとまる場合
初めからメールで連絡をいただく場合は、
その後のやり取りもスムーズに進むことが多いです。
・講演の可否問い合わせ
・希望するテーマ
・希望する日時、場所
・報酬の有無
このあたりを最初から箇条書きで書いてもらえれば、
そのままお受けするにしても、
なんらかの理由でお断りするにしても、
無駄なやり取りが発生しません。
ほぼすべてのご依頼がこのパターンです。
当たり前ですよね。
依頼する方もされる方も、
できるだけ手間を省きたいのは同じはず。
さらにはその後の
行き違い等が原因でのトラブルも発生させないのが大事。
そう考えると、
合理的なやり取りがお互い望ましいはずで、
何往復も要さずに話はまとまるものです。
「これは困るな」と感じる担当者のやり方
電話でやり取りを進めようとする
最初に電話で打診をしてくるのは良しとしても、
その後のやり取りを、
頑なに電話だけで済まそうとする担当者がいます。
こちらから
「詳細はメールをください」
「日時等を記載した依頼状を送ってください」
とお願いしているにもかかわらず、
その後の連絡も必ず電話で済ませようとする。
受ける側からすると、
後から言った言わないの事態になるのが何より怖い。
このような担当者の場合は
その後のやり取りもスムーズに進まないことが多く、
基本的にはお断りすることになります。
組織内の意思決定が済んでいない
もう一つ困るのが、
講演の実施について、
組織内で意思決定を済ませていない場合。
具体的には、
講演実施の調整が順調に進み、
私が承諾した後に、
「それでは来月の理事会に諮るので、
また改めてご連絡します」
というパターン。
これは論外で、
そちらの組織の事情は知りませんよ、
となります。
外部の人間に依頼するのであれば、
先に内部の調整は済ませておくべき。
こんな経験があります。
某団体の研修担当者と調整が進み、
依頼を受けたつもりでいたところ、
「上部団体から
講演内容が不適切と指導されたので、
今回の話は無かったことにしてください」
と言われたことがあります。
組織内の意思決定は
外部の人間には関係ありません。
調整すべきは調整した後に、
ご依頼の連絡をいただきたいものです。
岡田への講演のご依頼は
私への講演のご依頼は
問い合わせフォームからお願いします。
お話しできる内容は、
・江戸時代から続く家業を投資ファンドに事業譲渡した経験
・中小企業支援事例(2,600件以上の個別相談とメディア掲載120件超)
です。
以下はご参考です。
私が老舗たち吉を売った理由(1)日経ビジネス
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19nv/120500136/022700079/
なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則
https://www.amazon.co.jp/dp/4296112600/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_YQ1BNBS12DHSHSWTT6D7
朝日新聞 ツギノジダイ
https://smbiz.asahi.com/author/11004356
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