ウェブサイトの使い勝手

今日は家に籠もって、あれこれしていました。
ウェブサイトを売却しようとしている
2年前に購入したあるウェブサイトを売却しようとしています。仲介サービスがあって、必要な情報を登録して買い手とのマッチングを目指すことになります。面倒くさいことをいろいろ入力しながら気付いたのですが、この仲介サービスのウェブサイトは使い勝手が素晴らしく、売り手のストレスをできるだけ減らそうという運営側の意図がしっかりと伝わってきます。
運営側からしたら一件でも多く仲介することが売上に直結するので、そもそもの売り物件を確保しなければ商売が成り立ちません。そのため売り手が登録を途中で断念しないようにウェブサイトへ手を入れ続けているのでしょう。
ちなみに売値は自由に設定できるのですが、登録した情報などから参考価格を算出してくれる機能もありました。当初私は捨て値に近い価格で売ろうと思っていたのに、参考価格を算出してみると、どうやらその数倍で売却することができそうだと判明。あわてて売値を引き上げることにしました。
中古車を探していて感じたこと
秋から働き方が変わるので中古車を探しています。今はメーカーの認定中古車から探そうとしていて、各社のウェブサイトを検索しているのですが、使い勝手は各社各様です。日本を代表するようなメーカーの中古車販売サイトは率直に言って使いづらいです。検索がさくさくとできないので、他社も検索してみようかと気になってしまいました。
iPhoneにはカーセンサーのアプリをインストールしていて、このアプリはとても使いやすいです。動作も速いのでストレス無し。このアプリと比較してしまうと、前述のメーカーのウェブサイトはあまりにもお粗末です。
今日は4社問い合わせて、3社から返事がありました。うち1社は諸事情で取引できないと断られてしまい、他2社はさっそく見積もりを作成してくれました。私のいつもの購買スタイルで後から値引き要請をするつもりはないので、最初からベストプライスを提示してもらうように依頼しています。無駄な駆け引きをしてお互いに嫌な思いをしないための私なりの工夫です。
一応、1車種、新車の見積もりも取りました。30年前に日産のセフィーロを祖父に買ってもらったのですが、そのときの価格とほぼ同じ。ただし、サイズはずいぶんと小さいクルマになってしまいました。中古車を買って短期間で乗り潰すか、コンパクトカーの新車を買って不要になったらそれなりの値段で売ってしまうか。もう1社の見積もりが出てきたら比較して決定することにします。

いろいろ出費が続きます
ウェブサイトがしょぼいと信用を失う
中小企業支援を通じて出会ったある地方中小企業のウェブサイトはトップページのみでした。さらに検索されないように住所表記が途中までであったり、一部表記が画像化されていたり。不愉快な営業の連絡が入ることを避けたかったのでしょうが、法人のウェブサイトとは思えないような状態になってしまっていました。
「名刺交換したあとには必ず検索されますよ、コンテンツを載せてください」と申し上げても動きは無し。まだ何者でもないのに他者の目線ばかりが気になるようで、「知財対策上、コンテンツは載せられない」などと言って中身のないウェブサイトをいつまでも公開していました。
そればかりが理由ではないのですが最後は経営破綻。素晴らしい製品やサービスを供給できる可能性があったとしても、見込客に知ってもらえなければ商売にはならないのです。
あらゆる事業者にウェブサイトは必須です。しかも開設するだけでなく、見込客の期待に応えられるレベルのものである必要があります。今時、ウェブサイトがしょぼいと会社と経営者まで同じように見られてしまいます。
私のウェブサイトは、もちろんどなたかに私が何者であるかを知ってもらうために開設しています。市販のWordPressのテーマを使っているので見た目は整っているはず。ゴテゴテとしていたらそれだけで胡散臭く思われてしまうので、すっきりした印象を持ってもらえるように配慮しています。
しょうもないことにお金をかけるくらいならウェブサイトに投資しましょう。ただし、業者の言いなりで課金してもお金を溶かすだけです。見込客の視線を想像してコンテンツを充実させ、使い勝手の良さを担保しましょう。
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