ポッドキャストの最後の収録日だった

ポッドキャストの配信を終えることになり、今日が最後の収録日でした。
働き方が変わるので情報発信を控えることにした
秋から働き方が変わるので情報発信に今ほど時間と手間を掛けられなくなります。そのためポッドキャストを休止することになり、今日が休止前最後の収録日でした。今回収録したエピソードは来月9月に配信予定。9月26日の第126回でひとまず区切りを付けることになります。
このブログも同様で、今のように毎日1700文字程度の記事を作成するのは困難になることが予想されます。そのため、近い将来に休止にするつもりで適切なタイミングを見極めているところです。私にとってブログを書く作業は、単なるライティングではなく思考そのもの。それまでまとまった文章を他人に読んでもらうことを前提に書き続けるなんて事は経験がなかったので、それはそれは頭を使って言葉を紡いでいるのです。
他にはメルマガも2本配信していて、こちらも休止します。1本は関与先の後任に引き継ぐことになり、もう1本はメルマガプラットフォーム「まぐまぐ」で配信しているものを止めることになります。今どきメルマガなんて読まれるのかと私自身が疑問に思いながら立ち上げましたが、読者との関係性を構築するのに大いに役立ってくれました。どちらのメルマガにもこのブログ記事から流用したコラムを載せていて、読者から「読んだよ」などと声をかけてもらえるのが何よりうれしかったです。
24時間営業に備える
この3年半は特に情報発信に注力した期間でした。個人事業主として無形のサービスを販売しているので、見込客に選んでもらうためにはまず先に私が何者であってどんなことを考えているかを知ってもらう必要があったのです。始めはどの媒体もそれなりに苦労しましたが、軌道に乗ってからは習慣化し毎日の欠かせない作業になりました。それにつれて効果も体感できるようになり、負担を負担と(それほど)感じることなく今に至っています。
秋からはまた商売の現場に戻ることになるので24時間営業となります。徹夜で働くという意味ではなくて、事業の最終責任者として24時間を捧げる必要があるということ。無理に時間を取ろうと思えばブログ記事くらいは書けるのでしょうが、個人の発信にあれこれ思考を割くのはふさわしくないだろうという判断です。
24時間営業と言えば、いつでも連絡がつくような準備も必要。スマートウォッチを必要としない働き方が続いていましたが、再び着けなくてはならないようです。ちょうど9月頭にはAppleの新製品が発表されるという噂があり、Apple Watchを手に入れようかなと考えているところです。
家業の代表取締役を務めていたとき、取締役会メンバーには1日18時間、部長には12時間、課長には10時間を会社のために割いてくれと言い放っていました(あくまでたとえ話です)。もちろん私は24時間営業。夜中には連絡をしてくるなだとか、寝ている間は電話を取らないだとかというのは事業を預かっている以上、言ってはいけないことだと考えています。またあの24時間営業の日々に戻るのかと思うと懐かしいような、少し緊張するような気持ちになります。

経営者は24時間営業です
最後の収録
ちょうど収録が終わって帰宅したところです。いつものように、にしべさんと話して最後にお互いにプレゼントを交換して別れてきました。私がお渡ししたのはワイン。喜んでくれたようなので何よりでした。
強調しておいたのが「ひとまず」の最終回ということ。またいつか再開することもあるだろうと含みを持たせました。せっかく126回まで続けることができたので、そのまま終わらせてしまうのはなんとももったいないと考えていて、一年なのか二年なのか間がしっかりと空いてしまうかもしれませんが、いずれまた発信することができればと考えています。
こうして自分が始めた何かを手じまいするというのは寂しいものです。しかし、次の挑戦をするためには避けて通れませんでした。何万人もの人に聴いてもらえるようなコンテンツではありませんでしたが、お便りもいただいたりと楽しい思い出ばかりです。そういえばにしべさんとも一度もケンカすることなく終えることができましたし。
最終回を迎えるからといって番組を消すわけではありません。そのままアーカイブしておきますので、もし興味があればお聴きください。
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