経営者の服装

経営者にふさわしい服装とはどんなものでしょうか。普段はラフな服装でも、時にはスーツを着なくてはいけない場面もあるはず。経営者とよくお話しする仕事をしている私は、相手に合わせて変化させるようにしていますが普段はビジネスカジュアル。今日もユニクロのボタンダウンの半袖シャツに、チノパンを身に付けています。
ユニクロを愛用している
中小企業支援家に転身して9年目を迎えています。経営者と対話するのが仕事で服装にもそれなりに気を遣っていて、私がよく着ているのがユニクロの上下。ボタンダウンのシャツにチノパンという格好です。スーツにネクタイなんかをしていると経営者に身構えられてしまうので、もうずっとこの服装です。
例えば私とお話ししてくれる経営者は作業服だったり、Tシャツであったり、少し寒いとフリースを着ていたりしていて、スーツ姿の方なんてほとんどいらっしゃいません。だから私も少し楽な服装をさせてもらっているわけです。
ある組織では経営者と対話するのにスーツにネクタイを義務付けているようですが、現場を知らない誰かが作った意味のないルールです。夏季軽装を導入していたとしても、それ以外の季節にネクタイを締めているようでは気取っているように思われるだけ。相手に合わせた服装にすることで、情報量豊かな対話に一歩近づきます。
毎日こうした服装なので、何を着るか迷う余地がありません。シャツは2,3年で買い替え、チノパンは季節ごとに新調しています。ちょうどついこのあいだもユニクロでセールになっていたチノパンを購入したところ。11月頃から履くつもりです。
TPOを弁える
先日、ある経営者が銀行の担当者と話そうとしている場面に出くわしました。ぎょっとしたのが、経営者の服装。いつも私と話している時と同じ、ラフな格好をしていたのです。例えば、クタクタなポロシャツにサンダル履き(靴下は履いている)といった感じ。銀行の担当者に媚びる必要はありませんが、支援していただいていることに対する敬意は必要。家の中で着ている普段着のようなシャツにサンダル履きでは、支援を支援と理解できていない経営者と思われても仕方ありません。
家業の代表取締役を務めていた際、取引金融機関が7つあり、定期的に訪問するのが私の重要な仕事でした。その際に心がけていたのが、紺の無地のスーツに白いワイシャツを着て、ネクタイを締めること。当時から普段はビジネスカジュアルっぽい服装をしていましたが、銀行へ行くときだけは相手の文化に合わせた服装を選ぶようにしていました。
スーツを着ていたから何かがどうなることを期待していたわけではなく、同じ目線で数字を見ていますよと理解してもらうために同じ服装を心がけていたのです。少し話がそれますが、そのうちに私が紺無地のスーツを着ている日は銀行へ訪問する日だと従業員にも理解されるように。中には銀行から帰ってきた私を飲みに誘ってくれる従業員も現れたのはおまけの話です。
たかが服装、されど服装。人はその時々の第一印象で判断されてしまうものです。TPOを弁え、不用意な悪印象を与えないような服装を心がけましょう。

冬用のチノパンを買いました
ふるさと納税の返礼品
そんな私も秋から働き方が変わります。そのためスーツなどを買い足す必要に迫られています。
クローゼットのスーツもだいぶ数が減ってしまっていて、とてもじゃないけれど着回しすることが難しそう。数年ぶりにスーツを作らなければいけません。そろそろお店に行こうかと思っていて、ふと検索してみたらふるさと納税の返礼品でそのお店の仕立券が設定されていました。今年の返礼品を何にしようか考えていたので、さっそく決済。仕立券が送られてきたら、お店に行くつもりです。
今のところ、紺の無地のスーツ、ジャケットとスラックスを3パターン、ワイシャツを6着ほど新調する予定。仕立券はその支払いの一部に充てることになります。
そういえば礼服もそろそろ新調しようと思っています。ここ数年まったく着る機会がなかったものの、今後は増えそう。社会人になりたての頃に仕立てた礼服が若干きつくなってきたので(ウエストはすでに調整済み)、ついでに購入するつもりです。
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