段ボールを捨てに行ったら、段ボールが届いていた

今日は日曜日なので最近考えていることを思いつくままに書いてみます。
茶道教室の予定
茶道教室の予定がどんどん入ってきています。11月の市民茶会ではお運び、12月は教室の茶事で正客役、1月には流派の新年の集いでお点前をさせてもらうことになりました。まだ8月だと思っているとあっという間に年末年始になるので、地道にお稽古あるのみ。特に新年の集いでは緊張して手が震えないかが今から心配で、しっかり暗示を掛けなければ。
10月で4年目に入るので、自分でもよく続けられているなと驚きます。何回も茶道を習おうと考えたことはあったもののタイミングなどが合わず、40半ばになってしまっていました。ようやくこのお教室に入ることができたのは本当に幸運でした。仕事以外のことで毎週のように冷や汗をかく機会というのは貴重で、良い知的刺激を得ながら学び続けています。
昨日はお稽古のあとに暑気払いと称した飲み会でした。私が提示したいくつかの候補の中から選んでもらった中華料理店へ行き、どうやら皆さん満足してくれたようでホッとしています。次回は忘年会。すでにどんな趣向にするかは昨日決まっていて、早くも年末のイベントの姿が見えてきました。暑い日が続いていますが、もう冬の予定が入りつつあります。
野球のチケットを購入した
9月の野球のチケットを購入しました。自宅近くの球場で行われるもので、レギュラーシーズン最後の応援の機会になります。ビジター応援席に通っているので、いつも同じ対戦相手の試合ばかりを観ていることに。相手チームが大嫌いなのに、すっかり詳しくなってしまうのが困りものです。
この試合のビジター応援席の価格が3,000円弱。変動価格制で、平日の試合ということもあり最近では安い方です。この球場独特の狭い外野席なので、これくらいの価格を維持してもらいたいものです。夏休み中の試合では5,000円したこともあり、野球を観るというイベントも手軽に行けるものでは無くなりつつあるのを実感しています。
今季はあと3試合見に行くことになっていて、昨年息子が受験だった反動もあり、私にしては球場に足を運ぶ機会が多くなりました。最近になってようやく球場で間違いのない食事も見つかり、ビジターなりに楽しんでいます。相手チームの選手の名前がついた弁当なんて食べたくないので(高いし)、球場についたらさっさとラーメンを食べるようにしています。一度だけおいしいホットドッグを売っていたのですが、どうやら単発の出店だったよう。息子ともあのホットドッグはおいしかったと言い合っているくらいです。

自宅近くに球場があります
段ボールを捨てに行ったら、段ボールが届いていた
土日は近くの公民館で資源ゴミの回収をしています。段ボールを捨てに行くのは私の役割で、今日も1週間分を紐で縛って持っていきました。指定の場所に放り込んで家に着いたら、宅配ボックスに新たな荷物が届いていてがっかり。せっかく家の中の段ボールを一掃できたのに、また一週間置いておかねばなりません。
段ボールを縛るのは以前に茶わん屋をしていたので得意な作業です。社会人になって最初に配属された百貨店の現場で教わったスキルの一つ。紐を回す度にギュッギュッと力を入れるのがコツで、指を入れる余裕がなくなるくらいきつく締めることができます。
他に茶わん屋で身につけたスキルって何だっただろうと思い返すと、取引先とのコミュニケーションが思い浮かびます。見積もりを取得して、商品を生産するようにお願いするのは単純なようで奥の深い商売です。ある上司に教わったのは、出された見積もりを値切ってはいけないということ。次からは値切られるのを前提とした価格の見積書が作成されてしまうからです。値切ることを習慣にしている人がいますが、じゃあ最初から価格を指定しろよという話。いまの私は値引き要請があってもお応えせずに、取引を打ち切ることにしています。
こうした商売のイロハを学ぶことができて、(出来はともかく)社会人としての一歩を踏み出すことができました。この先何をするにしても、当時学んだことが生きるのは間違いなく、私のアイデンティティの土台となる部分を構成しているのがサラリーマン時代の学びです。
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