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コラム

セミナーを企画して考えたこと

今日は私が企画したセミナーの開催日でした。企画兼進行ということで、会場準備も含めてあっという間の一日。セミナーを企画して考えたことを書いてみます。

講演時間は短めに終わる方が助かる

私が企画したセミナーの開催日でした。ある特定のメンバー向けに企画したもので、一般の人は参加できない形式とさせてもらいました。教科書に書いてあるような内容を共有するのが目的ではなく、閉じられた環境だからこそ、ここでしか聞けない話を持ち帰っていただくことを目指したものです。

結果は成功。配付資料は当たり障りのない内容でしたが、報道等ではまだ触れられていないことも教えていただき個人的には大満足でした。参加者さんも喜んでくれたのではないかと思っています。オンラインセミナーというのがあまり好きではなくて、配信にするくらいであればデータをダウンロードできるようにして倍速で再生したいです。セミナーをするからにはリアル開催に限ると思っていて、今回もそのようにさせてもらいました。

セミナーを企画する時には、他のどこかでやっているようなコンテンツは避けるようにしています。せっかく企画するのだから、オリジナルのコンテンツを提供したいのです。逆にどこかから真似されるようであれば大成功と考えているくらい。過去には実際に某公的機関に企画をそのまま流用していただいたことがあり、私にとっては企画が認められた何よりの証です。

今日の講演時間は45分間という設定。ところが実際に終了したのはちょうど30分間くらい経った頃でした。こうした誤差は織り込み済みで、その後の質疑応答と名刺交換会の時間を調整して、終了時間を予定通りとすることができました。講演時間はダラダラと延ばされてしまうよりも、こうして短くなる方が助かります。

時計を気にせずに話したいことを話し続ける講師は質が悪く、私は内心、「時間泥棒」と呼んでいるくらいです。以前に招聘した某講師は持ち時間の半分以上を自己紹介に費やしていました。有名人でもなく、業界で名を知られた方でもありません(たぶん)。それなのに得意げに過去の経歴等を話し続けるので、本人以外はすっかり白けてしまいました。講演時間はぴったりに収めるのが講師の腕の見せどころのはず。こうした反面教師から学んで、私は自分が講演する際は終了時間を厳守するように心掛けています。

最前列で居眠りをすると目立つ

事務局という立場でしたので、私は会場の一番後ろに座っていました。それでも気になるのが居眠りをしている人です。最前列に座っている人でも居眠りしている気配は後ろから何となくわかってしまうもので、今日の講演でも最前列でうつらうつらしている人がいて残念でした。寝てしまう可能性があるのであれば、もう少し後ろの方に座れば良いのにと思うのです。

薬の影響などで眠くなってしまう人がいるのは理解しているつもりです。でもあまりに露骨に居眠りをされてしまうと、会場の雰囲気にも悪影響を及ぼします。本人は誰にも気付かれていないと考えているようですが、席が離れていても気配を察知されるものなのです。ある団体の役職者がこうした居眠りをしてしまうことで有名でした。本人はなんとも思っていないようでしたが、部下はイベントのたびにクレームにならないかとハラハラしていて気の毒でした。

「寝るなら来るな」、セミナー会場に貼り出したいくらいです。

ノートパソコンの前で居眠りをしている人

効率よく昼寝をしましょう

名刺交換会のマナー

セミナー終了後に名刺交換会を行いました。私は事務局なので、人と人をお引き会わせする係。今回も事前に伺っていた要望も含めて、マッチングに努めました。

こうした名刺交換会でよく出没するのが、他の人が待っているのにも関わらず、ある人を独占して長時間話し込んでしまう人。今日もいらっしゃいましたが私が途中で割って入って解決しました。「名刺交換会」であるのだから、できるだけ多くの人同士が繋がるのが会の目的のはず。状況を理解できない人というのはどこにでもいらっしゃるのです。

また見苦しいのが、自分の話ばかりを滔々としている人。年配の人が若い人と名刺交換をすると起こりやすいようです。他社の人とお話しするのであれば年齢に関係なく対等であるはず。相手の話を聞かずに自分のことばかり話し続けたり、なぜだか上から目線で接してくるのです。こうした人って、日頃の営業活動の中で見込客と上手く関係性を作れているのだろうかと心配になってしまいます。


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