学歴と留年

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
学歴と留年
学歴を詐称して公職に就いてしまい、あとでそのことがバレてしまうと大騒ぎになることでしょう。この当たり前のことを想像できない人がいるのですから驚いてしまいます。露見した直後にさっさと「噓をつきました」と謝ってしまえばまだ良さそうなものですが、そもそもその程度の方なので頭を下げることもできません。事態は収束するどころか、悪化する一方です。某自治体の市長の件が新聞に出ていましたが、早晩、辞職を余儀なくされることでしょう。被害者は市民です。
そういう私は大学を半年、留年しています。最後の最後で日本経済論という選択必修の単位を落としてしまい、卒業するつもりだった3月に留年が決まりました。翌4月から家業に就職することになっていたので父と会社には入社前から迷惑をかけてしまうことに。なんで科目名まで覚えているかというと、最近の日本経済新聞の記事で教授の名前をお見かけしたから。ひさびさに当時の記憶がよみがえってしまいました。
留年した事実はなんとも思っていなくて、悪びれずに人に話しますし、もちろん履歴書等にも「2000年9月卒業」と明記しています。噓をつくなんて考えたこともなくて、反対に正直に告げずに信用を失うことの方が怖いです。世の中には留年している人が案外多くて、私から話を振ると「実は私も」と教えてくれる人がいらっしゃいます。親に対しては余計な学費を支払わせてしまったと申し訳ない気持ちがありますが、社会に出てからは逆に雑談のネタにさせてもらっているくらいです。
咳ぜんそくの薬
2015年くらいから咳ぜんそくに罹ってしまいました。そのしばらく前から寝る前に咳が続いていて、呼吸器科に行ったところ、「酒とストレスが原因の咳ぜんそくです」と診断されました。当時は家業の代表取締役を務めていて、たしかにストレスフルでしたし、酒も飲めないなりに飲み続けていました。カーペット敷きのマンションに住んでいたこともあり、発症してしまったのでしょう。
今でも治療を続けていて、毎朝、吸入薬を使っています。特に症状などはなく、ひどい風邪を引いたときに咳が強く出てしまうくらい。その程度でしたので一時期独断で吸入薬を止めてしまったことがあるのですが、じきに咳が出るようになってしまい、その後は目立った症状がなくても吸入を続けています。
吸入薬というと映画のグーニーズで主人公のひとりが使っていた記憶があります。まさに同じようなタイプの薬です。私の場合は数日は使わなくても大丈夫なのですが、何日も切らしてしまうのは心配。特に大災害が起きて避難所暮らしを強いられたりすれば、あっという間に悪化してしまいそうです。そのことに気付いてからは予備の吸入薬を持っておくようにするため、早め早めに処方してもらうようにしています。
今日もこれから呼吸器科へ行ってきます。2ヶ月に一度の診察で、聴診器でささっと調べられるくらい。自宅の近くに呼吸器科があるので助かります。

関与先の株主総会が近づいてきました
株主総会の準備
社外取締役を務めている会社の株主総会が近づいてきました。プロパー取締役の方は準備が忙しそうです。私は業務執行からは距離を置いているので見守るのみ。顧問などで会社に関わるより、ある意味、気楽な立場です。先日も細々としたことを尋ねられましたが、「お任せします」と返答したのみ。日常業務の範囲に属する細かいことに口を出すつもりはありません。
そういえば非上場のベンチャー企業の株を持っていますが、いつしか連絡が途絶えてしまいました。最初は決算資料なども送られてきていたのに、ここ数年は音沙汰無し。儲かりすぎて少数株主など相手にしているヒマがないのか、それとも何らかの事情があって株主対応できないのか。いずれにせよ法令に則って適正な手続きをしなければいけないのに、経営者に余裕が失われているのでしょう。お付き合いでほんの少額を出資せざるを得なくなった会社ですが、この時期になると思い出してしまいます。
私が家業の代表取締役として株主総会の準備をしていたときは、とにかく後から揚げ足を取られないように、会社法に則った適正な手続きを心掛けていました。株主に応援してもらっているからには当たり前のことだと思っていて、自分なりに台本や想定問答を作成して準備していたものです。こればかりは従業員の資料を鵜呑みにして任せきることはしていませんでした。
総会に合わせて東京出張する日が近づいてきました。ついでにどこかでアマチュア無線をしようと計画中です。
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