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コラム

誤送信のリスク

誤送信のリスクは誰にでもあります。自分が何かを間違えて送ってしまうこともあれば、誤送信されたものを受け取ってしまうこともあります。誤送信について書いてみます。

メールの誤送信

複数の関与先からメールアドレスを発行してもらい、業務で使用しています。いずれも誤送信については神経をとがらせていて、セキュリティソフトによる送信前チェックが義務付けられています。セキュリティソフトといっても、送信ボタンを押すと画面が立ち上がって、送信先と添付ファイルに間違いがないかチェックするだけのもの。これだけで誤送信リスクがゼロになるわけではありません。

以前に近くで働いていた人がメールを誤送信をしてしまったことがあります。別になんてことない文面だったので実害が生じたわけではありません。それでも規則に従って組織の一番上まで報告が行き、管理職は対応に追われていました。同じミスを私がしてしまったらと思うとぞっとします。

私の誤送信防止策はいつかの研修で教えてもらった指差し確認。上から下まで指差し確認してから送信ボタンを押すようにしています。単純ですが、一呼吸置くという意味でも有効でしょう。あわててメールを送ろうとするからミスしてしまうわけで、指差し確認する心の余裕を持ちなさいということだと理解しています。

そういえば他の人の誤送信をだいぶ時間が経ってから知ってしまったことがあります。誤送信メールを受け取ってしまった人が、「そういえばこんなことがあった」と教えてくれたのです。直接関わりのない案件だったので聞き流しましたが、いかにも誤送信などと無縁に見えていた人だったのが意外でした。そんなことがあってから、ますます指差し確認を徹底するようになりました。メールの誤送信は一定の確率で起きてしまうものなのです。

Amazonの誤配送

数年前に、Amazonでキャットフードが送られてきたことがあります。我が家は猫を飼っておらず(飼いたいけれど)、まったく心当たりがないのに送り付けられてしまいました。そのまま放置しておいて面倒くさいことに巻き込まれたくないので、すぐにAmazonのサポートへ連絡。たしかチャットだったと思います。心当たりのない荷物が届いたと告げると、それほど待たされることもなく、「そのまま処分してください」と告げられました。

Amazonと楽天は割と初期のころから利用していますが、トラブルらしいトラブルに遭ったのはこの誤配送くらいです。決済のトラブルや詐欺などに遭ったことはありません。決済はほとんどがクレジットカード。銀行振り込みやコンビニ決済を利用する人もいるそうですが、私の場合は気にせずにクレジットカード一択です。

その後Amazonでは有料でレンタルした動画の字幕に不具合があり、この時もサポートに連絡をしました。すぐに返金対応してくれることになり、悪い印象は残らず。あれだけ大きな事業を営みながら、顧客対応の姿勢が一貫しているというのは素晴らしいなと感心してしまいました。

置き配された荷物

猫を飼っていないのにキャットフードが届いたことがあります

オンラインペン字講座での誤送信

ついこの間、オンラインペン字講座で誤送信がありました。私が誤送信したのではなく、先生が他の生徒さんの課題を添削した動画を間違えて私に送ってきてしまったのです。名前など書かれているわけではないので実害はなし。先生にすぐに違いますよとお伝えしたところ、「あら、ごめんなさい」で済みました。

この時、初めて他の生徒さんが書いた文字を見てしまったわけですが、隣の芝生は青く見えるもので、きれいな字を書かれるなと感心してしまいました。去年の11月くらいから続けているオンラインペン字教室で、ほぼ毎日コツコツと課題を提出しています。自分でも字がまともになってきたなと思うものの、まだまだのレベル。年末に筆ペンで手紙を書く機会があるので、それまでにはもう少しレベルアップしておきたいものです。

今は小学三年生の漢字と、先生から送られてくる課題を交互に書いて提出しています。今日は漢字を五文字書いて送っていて、そのうち二文字は書き直し。週に一回とか教室に通わずとも先生の添削を受けられるというのは、無駄な時間を使わずに済むので助かります。先生がご自分で構築した仕組みだそうで、商売という視点からも勉強になっています。


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