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コラム

甘酒を作ってみた話

甘酒をどうしても飲みたくなり、ヨーグルトメーカーを使って作ってみました。

備蓄食料に粉末タイプの甘酒を追加した

備蓄食料で1週間食いつなげ 記者が挑戦、得た教訓は
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD034870T00C25A4000000/

記事中で「長持ちして効率的に栄養がとれる食材」として乾燥甘酒が紹介されていたので、我が家の備蓄食料に追加してみました。購入したのは森永製菓の甘酒粉末タイプという商品。楽天のポイントが貯まっていたのでまとめ買いしてしまいました。

「飲む点滴といわれ、必要なビタミン、ブドウ糖、アミノ酸がとれる。江戸時代から夏の弱った体を治すのに使われていた」そうなので、いざという時にはゼリー飲料よりも効率が良さそうです。とりあえず40袋を買いました。

他には水、簡易トイレ、カセットガスなどを備蓄していて、3日間くらいであればどうにか生活できるようにしています。それ以上、物資の補給が途絶えるようであれば、それなりの大災害に見舞われているということ。どこかでどうにかなるだろうと信じるしかありません。

実家の近くに防災公園が整備されつつあります。以前は豊島園という遊園地だったのが閉鎖され、新たに都立公園として作られているもの。大地震が発生した場合に備えて、シェルターになる四阿や、かまどにもなるベンチが設置されています。一度、アマチュア無線をしに行き、それほど広くないのに地域の人でにぎわっていて、邪魔にならないようにひっそりと交信しました。両親が住む家の近くに避難場所があるというのは心強いものです。

飲んでみたくなったので自分で作ってみた

乾燥甘酒を買ったものの、備蓄食料なので飲むことはできません。暑い日がつづいて冷たい甘酒を飲みたいなと思い始めたら我慢できなくなり、ヨーグルトメーカーで作ってみました。ちょうど米麹も冷蔵庫にあって、準備らしい準備はやわらかめのご飯を1合炊いただけ。あとは熱湯を入れてかき回して、温度が下がったら水と米麹を入れてさらに混ぜ、ヨーグルトメーカーを60度で8時間にセットして完了。朝にはそれらしい甘酒が出来上がっていました。

基本的に料理はしませんが、ごくたまに自分の食べたいものを作ることをします。タンシチューとかポトフとか、材料を切って煮込んだら出来上がるようなものばかり。甘酒も似たようなものですね。

肝心の味はオレンジジュースで割ってみたところ、まったく甘酒の風味がわかりませんでした。次回は割らずに飲んでみようと思います。温度管理に失敗すると米麹が死んでしまうこともあるらしく、継続するなら温度計が必要かも。とりあえず今回作った分を最後までおいしくいただけるかを試してから、次も作るかどうかを決めることにします。

甘酒

ヨーグルトメーカーがあったので簡単に作ることができました

経営者の体調管理

経営者の体調管理は基本中の基本です。私は懇意の経営者さんにたまに会うと「健康診断受けていますか」と尋ねるようにしています。ほとんどの方が人間ドックなどを受けているようですが、中には仕事優先で自分のことを後回しにし、「もう何年も受けていません」と答えてくる人も。経営者が体調を崩してしまうと事業の存続に関わるわけで、日頃からのメンテナンスが欠かせません。

メンテナンスとは運動と不調に陥らないようにするための努力、そして病気になってしまった際にさっさと医師の診察を受けること。私は今年になってから2,3回風邪を引いてしまいましたが、努力が足りなかったということです。これまでは大丈夫であったとしても、歳を重ねるにつれて病気になりやすくなるはずなので意識を変えなければいけません。

また気を付けたいのが、経営者が自身の体調不良を公言してしまうこと。ある経営者さんは私に心身が不調であることを教えてくれたのですが、聞いてしまった私は対応に困ることになりました。もちろん誰かに漏らすわけにもいかず、一方で他の会社とのマッチングなどには声を掛けづらくなってしまいました。経営者の体調不良、つまり事業の存続に関わる危機を抱えている会社を無責任に他社へ紹介するわけにもいかないからです。

今年はすでに真夏の暑さが始まっています。ちょっと日差しを浴びただけで熱中症を気にしなければならないなんて、物騒な時代になりました。甘酒を飲んで、体調が維持されるなら安いものです。


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