万博会場と無線で繋がった

今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
万博会場と無線で繋がった
朝から暑くなりそうだったので山へ行くのを断念して、公園でアマチュア無線をすることにしました。バスに乗って向かったのは西公園。声はいろいろ聞こえてくるのですが、こちらの声は届きづらい様子でなかなか思ったように交信することができません。途中、外国人の方に何をしているのかと尋ねられて少しお話しした場面も。暑いしそろそろ帰ろうかと考え始めていたら、万博会場で運営している記念局の声が聞こえてきました。しばらく呼び続けて、何度目かで拾ってもらい無事に交信が成立。今日はこの1回の交信だけで大満足でした。
万博へは夏休みが終わった頃に行くつもりです。開幕当初の混んでいる時期や真夏に行くつもりにはなれず、閉幕直前の少しは涼しくなったタイミングで行こうと目論んでいます。万博というだけであれこれ言う人が私の周りにもいますが、しょうもないテレビの見過ぎでしょう。自分で体験しようとせずに、騒ぎ立てるだけのメディアに振り回されてしまっているように感じます。一生のうちに何度もある機会ではないのだろうから、純粋に楽しんでくるつもりです。
それにしても今日は埼玉県さいたま市からの電波も入ってきて、これまでで一番コンディションが良かったようです。それでもこちらの声が届かないのはアンテナのせいなのか、機器の配置のせいなのか。無線でどなたかと繋がることができればそれで十分な私にとって、技術的なあれこれはよくわからず、また興味もありません。公共交通機関で移動できるミニマムの装備で、これからもアマチュア無線に関わっていきたいです。
熱中症気味になった
福岡市の最高気温は32度くらいだったよう。アマチュア無線のために1時間ほど西公園の中央展望台にいたくらいでも、帰ってから軽く頭が痛くなってしまいました。日焼け対策をして、水分を多めに摂っていても、絶対的な気温の高さはどうすることもできません。日焼け対策は、アームカバー、指出し手袋、UVカットのシャツ、帽子、日焼け止めと万全でした。これから真夏に向かってさらに気温が高くなるでしょうから、調子に乗って熱中症にならないように気を付けなければならないと良い警告になりました。
この春は日曜日に予定が立て込んだり風邪を引いたりして、登山靴を履いて無線に出かける機会がありませんでした。今日のように暑さを体感してしまうと、10月を過ぎないと低山といえども登るのは無理そうです。一年のうち数ヶ月も外に出るのが危険な環境になってしまいました。
来週の日曜日も特に予定はありません。暑さ対策をして、どこかでアマチュア無線をしてみることにします。

西公園でアマチュア無線をしてきました
利益を生み出し続ける戦略を持ち合わせているか
ある経営者とお話しした際、「どのように儲けるか、あらすじはあるのですか」と尋ねてみました。つまり、戦略を教えてほしかったのです。ところが返ってきたのは「海外企業と取引する」「○○に卸す」「値上げする」といった、売上や利益を作るための点の話ばかり。ひとつひとつは間違いではないのでしょうが(たぶん)、それぞれの販促策に有機的な繋がりは無さそうだったのです。
ビジョンや行動指針を策定するのは創業間もない会社でも一般的になりつつありますが、利益を上げ続けるための戦略となると描けていない会社が多いように感じます。そうした会社はシンプルな言葉で説明できる戦略を持ち合わせておらず、目先の売上を作るのに経営者以下右往左往している印象です。
そういえば家業で代表取締役を務めていたとき、銀行から紹介されたコンサル会社が再生計画を立案するためにやって来たことがあります。SWOT分析をしたり、財務の資料を作成したりするのには優秀だったのかもしれませんが、彼ら彼女らは利益を生み出し続けるための戦略立案となるとまったくお手上げ状態。分厚い資料のどこにもそれらしき記載はありませんでした。
本来は会社が戦略を持ち合わせていなければならなかったのは百も承知ですが、過去の戦略が役に立たなくなったから窮境に陥っていたわけです。その時感じたのは、コンサルというのは無責任な立場だなというもの。それらしく分析して難しい言葉をちりばめた資料を作れば報酬をもらえるのですから楽なものです。
利益を生み出し続ける戦略を持ち合わせていなければ、事業を存続させることはできません。分析したり、診断するだけでは中小企業支援にはなりません。稼ぐためのあらすじを一緒に考えることこそが、まず求められる支援だと考えています。
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