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コラム

芸能人のスキャンダルに興味が無い理由

たまに流れてくる芸能人のスキャンダルに辟易しています。まったく興味がなくて、見出しを目にするのも不愉快。当該芸能人がどうとかではなく、そうした情報がさも世の中の重大事であるかのように伝えられるのが不愉快なのです。どうやら今日も某芸能人が何かをしでかしたようですが興味なし。芸能人のスキャンダルなんかに時間と頭を使わないようにしています。

今日もスキャンダルが発覚したらしい

NHKのアプリから通知があったので見てみると、芸能人のスキャンダルに関するものでした。この手の情報にはまったく関心が無くて、通知を見てしまっただけで時間を無駄にしたような気になってしまいます。芸能人が全員、聖人君子なんてことはなくて、それどころか脇が甘い人が多いというのは世間の共通認識でしょう。多少の不祥事で大騒ぎする感覚が全く理解できず、どうでもいいニュースをさも重要なことであるかのように速報されるのは迷惑です。

もうずっと前からテレビをほとんど見なくなりました。あまりに騒々しくて、楽しめないのです。自分から積極的に見るのはNHKのニュース・ドキュメンタリーと、たまに放送される野球中継くらい。特に民放のバラエティ番組はまったく観なくなりました。わざわざテレビを見る時間を確保するのがもったいないと感じてしまいます。

何も考えずにテレビを見ているなんて贅沢な時間の使い方は私には許されません。せっかく第二の社会人人生で中小企業支援という天職に巡り合えたのに、芸能人のスキャンダルなんかに頭を乗っ取られるわけにはいかないのです。そんな暇があったら、明日会う顧問先の経営者と何を話そうか考えたいですし、自分が商売の現場に戻った際にどんなことをするかなどに思いを巡らしたいです。

スマホの画面には思わず見入ってしまいそうな見出しやコンテンツが流れ続けてきます。自分をしっかり持っておかないとそうした情報らしきものに頭を乗っ取られて、いつしか膨大な時間を浪費することになってしまいます。

貴重な情報源としての日本経済新聞

代わりに毎日それなりの時間を費やしているのは日本経済新聞を読むことです。本紙と日経MJを購読していて、毎日読むとなると長い日には2時間くらい掛けています。出張が続くと新聞を読む時間を確保できず、翌日以降にまとめ読みすることになります。つい先日などは前日まで二日続けて朝から出かけていたので、三日分の朝刊を読むことになりました。9時くらいから読み始めて、読み終えたのが昼前だったはず。いつもより急ぎめに読んでもこれだけ時間が掛かってしまうのですから、新聞が提供してくれる情報量というのは見た目よりも多いものです。

それだけの時間と労力を掛けてでも日本経済新聞を読み続けているのは、情報源として効率が良いから。これだけ良質な記事を広く浅く読むことができるなんて、他に代わりが思い浮かびません。一方でネットニュースはアルゴリズムによって偏った情報ばかりが流れてくるので当てにしていません。例えば、プロ野球の嫌いな球団の情報を読んでいたら、その球団のファンと勘違いされたようでやたらと表示されるようになったこともあります。

その点、新聞は世の中の動きを広く浅く知るためには一定程度、客観性が担保されています。新聞に書いてあることの全てが正しいとは思いませんが、毎月数千円を投資するのは安いくらいだと感じています。

記者会見場のマイク

今日もどこかで芸能人のスキャンダルが発覚したようです

芸能人のスキャンダルよりも重要なこと

1日24時間、1年365日はすべての人に与えられた貴重な資源です。若いうちはその貴重さを理解できないので、バラエティ番組などを見てしまうのでしょう。私も昔はそうでした。でも今年48歳になる中年の私からすると、刹那的な娯楽のために時間を費やすなんてもったいなく感じてしまいます。

芸能人のスキャンダルなんかに気を取られるくらいであれば、新聞を読んだり読書をしたりしたいですし、目が疲れたならさっさと寝てしまいたいです。ましてや世界は大きく変わりつつあるように感じます。個人にはAIが急速に浸透してきて働き方の変化を迫られ、国同士の争いはひょっとしたら既に第三次世界大戦になりつつあるのかもしれません。

しょうもないニュースが通知されたら思わず反応する前に、それ以上に大事なニュースがないかアンテナを張りましょう。程度の低いメディアの思惑に振り回されて時間と頭を浪費するなんてもったいないことです。


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