2段絞る

今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
2段絞る
午前中はカメラ散歩。といっても近所の神社経由、駅の中の和菓子屋に立ち寄ってきただけ。シャッターを切ったのは8枚で、そのうち2枚がお気に入りとなりました。そもそも写真にはあまり興味が無くて、私が好きなのはカメラ本体そのもの。今使っているFujifilm X-T50は手のひらに収まるサイズ感なので長く使えそうです。
小さな紫陽花が咲いていて、もうすぐ梅雨だなと感じました。ゴルフ練習場近くのマンション入り口に咲いていたもので、レンズを2段絞って撮影しました。つい解放で撮りたくなりますが、最近はこの「2段絞る」というのを意識しています。こうすることで、レンズの真ん中付近を通過した光を撮像素子に届けることが可能になるわけです。とりあえずそれらしい雰囲気の写真が撮れれば私は満足。カメラを首から提げて出かけた甲斐がありました。
先日、RICOH GRの新型が開発されていると正式に発表されました。歴代モデルをほとんど購入してきているので、今回も真っ先に予約するつもり。妹からはカメラなんてどれも同じと諭されましたが、違うんですよ。買わなくてはいけないカメラというものがあるのであれば、それはGRなのです。
初代APS-CサイズのGRは息子がちょうど幼稚園に通っていた時期に所有していて、どこへ出かけるときもカバンからぶら下げていました。彼の写真の半分くらいはGRで撮ってものでしょう。新しいGRでさて何を撮るのか。手に入れてから考えることにします。
服を捨てた
衣替えを兼ねて、服を整理しました。まず冬に着ていたユニクロの長袖シャツのうち、へたってきたものを選び出しました。だいたい3シーズンでへたってきますね。次にコートとブルゾンを1着ずつ処分。コートは10年以上前によく着ていたもので、この3年くらいはまったく着ていませんでした。少し迷いましたがクローゼットの容量を確保するために処分。ブルゾンはいつ購入したかわからないもので、たしか一回も着ていないはず。今年、お気に入りのブルゾンを購入できたのでもう着ることは絶対にないと判断して処分。これだけでだいぶスッキリしました。
ついでに来季も着るであろうコートと、夏物のジャケット2着をクリーニングへ持っていきました。このコートも処分するか一瞬迷いましたが、来季も着ようと決めました。ずっしりと重く感じるときもあるのですが、これさえ着ていれば寒さはしのげるという安心感には変えられず捨てきれなかったのです。ジャケットは月に一度着るかどうかだったので、しばらくクリーニングにも出していなくてくしゃくしゃになっていたもの。ほとんど汚れているようには見えませんでしたが、この際、きれいにアイロンを掛けてもらおうと出しました。
洋服にはそれほどこだわりはなくて、仕事ではユニクロのシャツとチノパン、感動パンツを着回しています。仕事着で迷ったりするのが面倒くさいだけです。見る人が見れば上から下までユニクロだとわかるのでしょうが構いません。
そういえば次の日曜日は茶道の勉強会があって、着物着用とのこと。前回は洋服でごまかしましたが、今回はどうやら逃げられなさそう。3時間くらいまでであればトイレも我慢できるので着物でよいのですが、来週の勉強会は朝から15時くらいまで。途中で袴を脱いだり履いたりしなくてはならないのが今から面倒くさいです。

カメラを持ち歩くだけでも楽しいです
社会起業って何でしょう
ある会社によると社会起業とは「社会の困りごとを解決することで、持続的に価値を届けるビジネス」だそうです。社会の困りごとを解決するから社会起業ということなのでしょう。じゃあただの起業は誰の困りごとを解決するのか。広い意味ではただの起業も社会の困りごとを解決するものだと思います。そもそも商売は誰かの困りごとを解決するために価値を提供するもの。商売を始めること自体が社会起業だと私は考えます。
かつての私もそうでしたが、目先の売上に苦労し始めると「商売とは売上をいただくこと」と勘違いし始めます。誰かの困りごとを解決しようなどという意識は希薄になり、ただ買ってもらうことばかりに思考が偏るのです。こうなると持続可能な状態ではなくなり、負のスパイラルにハマります。困りごとの解決、価値の提供など考えずに商品やサービスを選んでもらおうとしても嫌われるだけですから。
中小企業支援の仕事をこの先も続けようと考えると、またいつか商売の現場に戻らなければならないと考えています。現場の感覚を忘れてしまうと、それらしい本や教科書に書いてあることだけを経営者にぶつける専門家らしき人になってしまうような気がするからです。どこかの会社に雇われて経営者をするか、自分で創業するか。いろいろ考えているところです。
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