地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

懇親会がつらいので欠席した

年度初めの懇親会(宴会)を立て続けに欠席してしまいました。大人数の宴会と言いながら、隣り合った席の人同士だけで飲むのが苦手なのです。どうせ飲むなら、少人数で顔を付き合わせて会話を楽しみたいと考えています。

大勢が集まる懇親会

ある関与先の歓送迎会を欠席しました。4,50人くらいが集まる宴会で、席はくじ引きで決める形式。全く知らない人と隣り合わせになることもあるそうで、それもつらいので欠席することにしました。初めて話す人と楽しい会話ができる可能性もあるのでしょうが、私はどちらかというと気疲れしてしまう性格。せっかくの機会ですが遠慮させてもらいました。

会費は毎月の積み立て式で、欠席しても返金があるわけではありません。これもなんだかなと思ってしまう一因です。飲みたい時に飲みたい人が自腹で飲みに行けばいいのに。私が積み立てた会費はどこに消えたのでしょう。強制にするのであれば日中に開催してくださいとも思います。夜に事前に積み立てておいた会費で飲み食いするのって、主要メンバー以外には迷惑もいいところです。私のような組織外の人間は体よく会費を取られているだけと感じてしまいます。前の職場でもこの積み立て式が採用されていましたが、ある地域や某業界独特の慣習なのでしょうか。今どき、必ずしも多くの人に受け入れてもらえない方式だと思います。

歓送迎会は欠席しましたが、少人数の飲み会では幹事をしました。また来月にも飲み会があるそうで誘ってもらっています。こうして必要な人間関係は構築しているので仕事は円滑に進められています。ただ、大人数の宴会というやつが苦手なのです。

家業で雇われる立場であった時も、歓送迎会などは欠席していました。安いコースの居酒屋などで2時間も3時間も拘束されるのは苦痛。昔も今も考えは変わりません。といって、月曜日から飲み歩いたりしていたわけで付き合いが悪い方でもありませんでした。何かを強制されるような宴会に夜の時間を費やすのがとにかく嫌なのです。

気を遣う人が存在しない懇親会

また別の懇親会も欠席することにしています。これも大人数で、席は適当。たまたま隣になった人と飲み続けなければいけないわけです。

主催者は店を予約して会計をするだけが仕事だと思っているので、その間の配慮は一切なし。誰かの飲み物がなくなっていないかとか、誰かが一人になっていないかなど気遣わないのでこちらが心配になってしまうレベル。会社の文化なのでしょう。そんなことがかつてあったので、今回も欠席させてもらうことにしています。

「業務終了後に懇親会をやりました」と誰かに言うためのアリバイ作りのような宴会に巻き込まれるのはごめんです。飲むなら会話が分散しない程度の少人数に限ります。

私が幹事をする時に気を付けていることの一つが全員が会話に参加すること。隣同士だけで話していたり、誰かが置き去りになるような時間にしたくありません。わかっていることであってもわざと質問したりして、同じ時間を過ごせるように配慮を心がけています。

居酒屋での乾杯

これくらいの人数で飲むのがよいですね

大人数の懇親会って必要ですか

誤解のないように書いておくと私は家では一切飲みませんが、飲み会の幹事をやりますし、誘われれば二日酔いになるまで飲みます。アルコールが体に悪いと知りつつも楽しく飲めてしまう方です。それでも懇親会を欠席することが多いのは、大人数で集まる意味がわからないから。どうせ少人数に分かれてバラバラの時間を過ごすことになるのであれば、最初から大人数の宴会なんてお断りです。

宴会の欠席を連絡するのは少し気が引けることもありますが、慣れればなんてことないもの。性に合わないのだから無理に参加する必要なんてありませんし、誰かに気兼ねする必要もありません。みっともないのは「今度の宴会に行く?」などと他人の顔色を伺うこと。行く行かないは自分の意思で決めることで、誰かが行くとか行かないとか関係ありません。行きたくないと考えたら、迷わず欠席の連絡をすれば良いのです。

かつての家業の先輩従業員さんから「飲み会に誘われたら、誰が他に行くのかとか聞くな。お前と飲みたいから誘われているんだ」という言葉を聞いたことがあります。その時以来、誘われたらその人と飲みたいかどうかだけを判断の軸にして返答するようにしています。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP