カーシェアリングのポート問題

今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
カーシェアリングのポート問題
朝起きてふと出かける気分になり、カーシェアリングを利用して夜須高原自然の森へ行ってきました。目的はアマチュア無線。いつものトランシーバーではなく、出力の大きな無線機で遠くの局長さんと繋がろうという趣向です。結果は、あまりお空のコンディションがよくなく、4局との交信にとどまりました。次回もう一度、丸一日時間をかけて挑戦してみようと思わせるロケーションでした。
カーシェアリングのポートはいつもと違う初めての場所。ワンルームマンション併設の駐車場で、出し入れがしやすい良い環境。以前に小倉駅近くの迷路のように入り組んだところにあるポートで返却時に迷ったことがあり、それ以来、ポートの場所には敏感です。今回のポートはこれからも使わせてもらうことになりそう。
返却時に気付いたのが、空いているポートの後ろにゴミが置き捨てられていたこと。カーシェアリングを返却し、ペットボトルや弁当などを捨てて行ったのでしょう。無線機など荷物がいっぱいだったので拾うことができず、私がゴミを捨てたくらいの罪悪感を抱いてしまいました。ゴミが落ちているようなポートはそのうちに無くなってしまうかも。
先日、近くの神社へ行った時は、タバコの吸い殻がいくつも落ちていたので拾って帰りました。そもそもどういう神経で、神社でタバコを吸えるのかが疑問です。タバコは嗜好品。どうぞご自宅で、他人を気にせずに好きなだけ吸ってくださいと考えてしまいます。
以前に講演を聞いたことがあると言われた
ある方から、「以前に岡田さんの講演を聞いたことがあります」と言われました。いきなりの発言でどっきりしてしまいましたが、私の講演ネタは家業を投資ファンドへ事業譲渡した話と、中小企業支援事例しかありません。さて、どちらの話だったのでしょう。いつのことだったかまでは覚えてらっしゃらないようでしたが、中小企業支援家に転身してまもなくの頃だったようです。
第二の社会人人生を歩み始めて9年目になりました。家業で代表取締役を務めていたのはたったの5年ですから、そろそろ商売の現場に戻りたいとしきりに考えるようになっています。たまに間違って「先生」などと呼ばれる仕事ですが、私にとっては過去の経験からの学びを現役経営者に還元しているだけのこと。そろそろその学びも枯渇してきているのではないかと我ながら思っていて、教科書に書いてあるようなことをもっともらしく経営者に語るような専門家らしき人になってしまう前に、早く経営の現場に戻らなければならないと焦っています。
といっても、中小企業支援の仕事は何らかの形で続けたいとは思っています。これだけ多くの経営者と対話させてもらい、さまざまな支援事例を作り出すことができたのですから。顧問や社外取締役と関わらせてもらっている会社とは長くお付き合いさせてもらいたいと願っています。

アマチュア無線で遊ぶための道具です
動画で学ぶ
茶道教室の新しい生徒さんが初めて着物を着てきました。女性の着付けのことはまったく分かりませんが、初めてなのに上手に着ることができていた感じ。お点前の様子などを写真に撮ってもらい、お母様に見せるとおっしゃっていました。
着付けはYouTubeで学んだそう。私も同じ。今時、まずはYouTubeで多くの知識を得ることができます。昔であれば着付け教室に行かなければならなかったのでしょうが、動画で何度も見返せるのであればわざわざ通う必要はほとんどありません。私もなんとなくYouTubeだけでそれなりに着物を楽しめるようになりました。
アマチュア無線のことも動画で多くのことを学びました。免許を取るための試験勉強で得られる知識と、実際に交信するためのノウハウとの間には微妙な差異があります。テキストなどには書いていない、交信を上手に楽しむためのテクニックは動画で教えてもらいました。特に困ったのが実際の交信をどのようにしているのかということ。何をどのように話せば良いのかわからないというのが一番で、実際の交信の様子を公開している動画から真似させてもらいました。このあたり初心者が最初にぶつかる壁でもあるので、ロビー団体が率先して取り組むべき課題であるように思います。
茶道も動画を使えばあっという間に上達しそうなものですが、そこはいろいろ事情があるのでしょう。基本的に茶室へスマホは持ち込み禁止で、お稽古中にメモも取るものでもないとのこと。他の生徒さんのお稽古を見て学び、もちろん、自分が体を動かして学ぶしかありません。それがまた面白いところではあるのですが。効率だけを求めては伝えきれないものがあるのだと理解しています。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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