ラジオ番組に出演して気づいた音声メディアの可能性
昨年度、毎月1回、コミュニティFMで番組を持たせてもらっていました。
その経験から考えたことを書いてみます。
きっかけはポッドキャスト
元々お世話になっていた放送局の方から声がかかったきっかけは、
前職の情報発信の一環でポッドキャストを始めていたことでした。
「だったらうちの番組で発信してよ」という感じ。
ラジオ番組を持つことになると、
ポッドキャストのように気ままにやるわけにはいきません。
放送局からご紹介してもらったフリーアナウンサーさんに
対談相手兼進行役になってもらうことにしました。
さらにゲストとして事業者さんをお呼びし、
クロストークで支援事例を紹介する形式に。
台本はざっくりとしたものを私が用意しました。
一言一句詳しい台本にするとライブ感が失われるので、
A4数枚程度に箇条書きで要点だけ記入しました。
進行台本
以下、ある回の台本です。
これで60分の番組が成り立ちました。
逆に時間が押してしまい、
音楽を流す時間が足りなくなることもありました。
——ここから
(アナウンサー)
○○センターの「商いのススメ」
この番組はあなたが仕事で毎日使える、
商いで夢を実現するためのヒントをお届けします。
(岡田)
こんにちは岡田高幸です。
(アナウンサー)
こんにちは○○です。
(アナウンサー)
2021年○月○日の番組です。
さっそくですが、この番組の特長、聞き所を岡田さんに話してもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
(岡田)
この番組では
○○センターの相談者さまを毎回ゲストでお呼びし、
どのような事業を営まれているのか、
○○センターがそこにどのように関わってご支援しているのかをお話しします。
○○市、○○地域に根ざして商売をしている方が
どのように夢を実現しているのか、
そこから学ぶべきことは何なのかをお伝えしていきます。
(アナウンサー・岡田)
※※※少し雑談※※※
(アナウンサー)
さて、今回のゲストはどなたですか?
(岡田)
今回のゲストは
・株式会社○○
・代表取締役 ○○様
・創業○○周年を迎えた○○専門店
です。
・コーナー①ゲストの紹介
○○社長を呼び入れる
○○社長に自己紹介してもらう
・曲①
・コーナー②対談
(業種の名前)ってなんですか?
御社と同業他社の違いはなんですか?
○○に課題があったとは具体的にどういう状況だったのか?
課題に対して「○○システム」を思いついたきっかけは?
○○システムとはどんなシステムですか?
○○システムを開発した際にどんなご苦労がありましたか?
○○システムを導入後にどのような効果が生まれましたか?
○○システムを導入後の従業員さんの反応は?
同業他社に販売しているとのことですが反応は?
今後、どのように改良していきますか?
・最近読んだ本の紹介
・曲②
・アナウンス
特にないので無し
・エンディング
今日の学び・まとめ
今日の○○社長との話で印象に残った言葉
ここまで——
音声メディアの可能性
会社や個人の情報発信の手段として、
音声メディアはとても使いやすいと思います。
一番優れている点は
聴き手の負担が軽い
というところでしょう。
Youtubeのようにスマホに見入る必要がなく、
通勤中やウォーキング中に聴いてもらうことが可能。
つまり「押しつけがましくない」ということ。
電話営業やファクス営業などと違って、
押しつけがましさはゼロなので、
自然な形で会社や個人のブランディングに使えます。
売り込みが何より嫌われる時代だから、これは大きいです。
また準備する側の負担も軽い。
手元にメモを用意して話すことができるので、
自分のブログなど元原稿がある人には一石二鳥に。
音声メディアとブログでうまくコンテンツが流用できます。
機材もWeb会議で使用するものと共通なので、
今どきならば負担感少ないでしょう。
得意でもないのに動画で発信せざるを得ないなんてことはなくて、
音声メディアが情報発信の新しい道具になる!
と気づいた昨年のラジオ出演でした。
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