地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

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コラム

日経電子版で保存した記事(2025年3月 2回目)

毎月一回、日本経済新聞に掲載された記事のうちで気になったものに感想を記していますが、最近の記事を紹介しきれていませんでした。イレギュラーではありますが、今月2回目の新聞記事紹介です。

法人設立、電子化で手軽に

日経電子版 2025年3月15日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87343130U5A310C2PPL000/

記事では「法人は個人事業主と比べて信用が増す」とありますがどうでしょう。昔よりもはるかに手軽に設立できるようになったので、法人と個人事業主の信用にそれほど大きな差は無いように感じます。法人であっても胡散臭い会社や経営者はいくらでもいます。

創業を志している人の中には、いつしか法人を設立することが目標になってしまう人がいます。事業で社会や見込客の困りごとを解決するのが本質のはずなのに、手続きを経て代表に就くとそれだけで何かを達成したような顔つきをしてしまうのです。経営者になるのは誰でも可能ですが、経営をできるのは必ずしも全員ではないようです。

国内ベンチャーキャピタルのIPO回収額、投資額の8割どまり 24年日経調査

日経電子版 2025年3月17日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC114EZ0R10C25A3000000/

「2024年にVCが新規株式公開(IPO)を通じて回収した金額は年間投資額の8割にとどまった」そう。VC関係者と話すことがありますが、彼ら彼女らの何でもわかっているような話し振りは時に鼻につきます。じゃあ自分たちで事業を興せば良いじゃないの、と思ってしまうのです。

もちろんそんなことはできないわけで、成功しそうな事業に便乗して利益を得ようというのがVCの本質。あるVC関係者は自分たちの目利き力を「打率」と表現していました。せいぜい、3割が当たれば成功だというのです。10社のうちの3社なのか、利益が3割なのかまでは聞きませんでしたが、せいぜいその程度の「打率」だということ。百発百中ではなく、経営の方程式を持ち合わせているというわけでもなさそうです。

創業まもない企業の経営者はVC関係者に媚びへつらう必要はありません。経営のすべてを理解しているわけでもなく、3割の当たりを探している投資家に過ぎないのです。

スーツに合うネクタイを探している様子

ネクタイの締め方を忘れてしまったかもしれません

(トレンド・シーン) ゼレンスキー氏のスーツ非着用、首脳会談で皮肉

日経電子版 2025年3月17日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87350840U5A310C2H22A00/

記事では「特に最高レベルの場ではどこのスーツを着ているかは、その人の背景や思想をも浮かび上がらせる」と書かれています。逆に言えば、最高レベルの場でもない限りスーツである必要性は薄れてきているのが今の時代です。私はこの3年間、スーツを着ずにビジネスカジュアルで通しています。数ヶ月前に少し大事な用件があった際には、ブレザーにボタンダウンのシャツで特に不都合はありませんでした。お相手はその後にジムに行くというのでジャージ姿でしたから。充実した対話を出来たのは言うまでもありません。

次にパリッとした服装をしなければいけないのは、息子の入学式です。せっかくなので、茶道のお稽古の時と同じ、羽織、袴で行くつもりです。

(人的資本のリアル)  「静かな退職」40~44歳最多5.6%

日経電子版 2025年3月19日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87425940Y5A310C2H54A00/

「国内でも最低限の仕事しかせず、熱意を失った「静かな退職」状態の人が増えている」そう。賃金が上がらず、さらに人手も足りず、従業員の負担感が増すだけの地方中小企業では、「だったら最低限のことしかしない」と割り切る人が増えても不思議はありません。こうした事態をけしからんと怒るのではなくて、従業員の思考を想像しながら対策を考えることが必要でしょう。

やりがいだとかで誤魔化そうとしても無駄。まずは適正な賃金を支払ってこそ、それなりの働きをしてくれるものなのです。


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