事業者の足腰を鍛えることができているか

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
電子契約が増えてきた
最近、立て続けに電子契約を利用する機会がありました。押印のために書類を郵送したり印紙を貼ったりする手間が省けるので歓迎です。これまでWordファイルに名前を入力するだけで署名と見なされることもあったので、それなりに安全性が担保されているであろうシステムを使えるようになるのは安心でもあります。
電子契約が増えると押印する機会がますます減るのでしょう。地域の文房具屋さんの前を通る機会があり、店頭の目立つ位置に昔ながらの回転式のショーケースに入った印鑑が置いてあるのに気付きました。これから果たしてどれだけ売れるのだろうかと、ふと気になってしまいました。
押印というと、家業の代表取締役を務めていたときには経営者保証をしていたこともあり、定期的に実印を押しまくっていました。最初の頃は失敗できない書類に実印をつくことにとても緊張したものですが、いつしか気にならずに押印できるように。あれだけ実印を安易につくなと教わってきたのに、慣れとは恐ろしいものです。
関与先で回覧文書に押印する機会があります。社外の私のハンコなんて必要ないだろうに、いかにも真面目な組織なので押印させられています。目を通したことにしたくない案件も多々あるのですが、文書が廻ってきたら押印せざるを得ません。せめて電子化して、受け渡しの手間は省いてもらいたいなと思います。
事業者の足腰を鍛えることができているか
先日、ある経営者に「おかげでピンチを乗り切ることができました」と言ってもらえました。やや切迫した状態であった会社の経営者へ私がしたのは、金融機関対応のアドバイスを提供しただけ。ただし、誰かを紹介したわけでもなく、経営者に代わって書類を作成したわけでもありません。単に「○○をしたらどうですか」とアイデアを提供しただけです。それでもその通りに行動した結果、行き詰まっていた状況を打破することができたと感謝してもらうことができました。
中小企業支援業界に身を置いていると、支援にならない支援をしている機関や専門家らしき人が目立ちます。補助金の書類作成を事業者に代わってしてあげたり、検索すればいくらでも出てくる情報を事業者に提供したり。そんな刹那的な支援が本当に支援になると思っているのでしょうか。
そうした機関や専門家らしき人々は自ら経営に携わったことが無い人ばかり。支援する側の立場や論理しか知らないので、支援にならない支援に悪意なく手を染めてしまうのでしょう。でも、この「悪意が無い」というのが始末が悪いのです。事業者への真の支援になるのかどうか考えずに機械的に行動しているので、良かれと思ってした支援が事業者の足腰を強くすることに繋がらないばかりか、安直な支援に依存する事業者を生み出してしまうのです。
中小企業支援家に転身して9年目を迎えました。私の経歴を面白がってくれるのは地方中小企業の経営者が多いです。反対に経営に自ら携わったことの無い現役金融機関担当者や行政からは理解されづらいと感じます。これからも私がご奉公できる先で、価値を提供していきたいと考えています。

事業者の足腰を鍛えることになるのが真の中小企業支援のはず
単衣か袷か
毎週土曜日の午後はお茶のお稽古。気温が上がってきたので袷の着物では暑くならないだろうかと心配になりました。迷った末に羽織は脱いで、袷の着物を着て行くことに。案の定、バス停まで歩く途中で汗をかいてしまいました。お点前の最中も冷や汗ではなくて、額から汗が流れてくる始末。というわけで、今後は気温が20度を超えたら単衣を着ることにします。洗える着物の袷は今日で一旦洗濯してしまうことに。私には袴は正絹、着物は洗えるものが便利です。
ちなみに明日は流派の勉強会です。10時から15時くらいまであるとのことなので、洋服で行かせてもらいます。袴を穿いているとトイレが面倒なので、昼休みをまたぐ時には洋服のほうが便利。チノパンにボタンダウンのシャツを着て、ジャケットを羽織っていくことにします。
11月には先生担当のお茶席があるそうで、今から予定を空けておくようにと言われています。帛紗は先日いただいた新品を使うとして、着物は紋付きが良さそう。最初に買った正絹の単衣にするか、新たに洗える着物の紋付きを用意するか。女性ほどではないですが、着物関連で出費が続きます。
次に着物を着るのは4月の最初のお稽古の時。一足早く、単衣を着ることになりそうです。
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