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コラム

粗茶一服差し上げます

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。

他人のスーツのサイズが気になった

昨日は息子の卒業式でした。羽織、袴姿で行ったところスーツより楽だと気づいてしまい、今後も着物での外出が増えそうです。ワイシャツをクリーニングに出す必要がないし、事前にアイロンを掛ける必要もないし。トイレに行くタイミングだけ調整が必要ですね。毎朝、大きなマグカップでコーヒーを飲むところ、昨日の朝は半分の量にしておきました。袴を穿いているのでできればトイレには行きたくなくて、8:30に家を出てから12:00過ぎに家に帰るまで我慢しました。

ところで他の保護者の姿を見るともなしに見ていると、ジャケットの背中にシワがよっている人がほとんど。みなさん、サイズが合わなくなったものを着ているようです。ビジネスカジュアルが浸透していて、スーツを着て働かなくてはいけない人が減っているのでしょう。そうした人がしばらく着ていなかったジャケットを引っ張り出したのかなと勝手に想像してしまいました。

私もそういえば、自分がジャケットを着た後ろ姿なんて気にしていません。着なくなったスーツは容赦なく処分してきていますが、次に着る時は注意が必要です。年に数回もない機会にスーツを着て、背中にシワが寄っていたら笑われてしまいます。ネクタイなんてもう3年も締めていないような気がします。きちんと結ぶことができるが自信がありません。

ちなみに今日の外出ではiPhoneと鍵を甲州印伝の信玄袋に入れて持って行きました。だいぶ前に買っておいたものをようやく使うことができ、我ながらおしゃれな気分になってしまいました。次にお稽古以外で着物を着るのはいつにしようかと考えているところです。

昨日一番良く撮れた写真

卒業式ではカメラで息子を撮ろうとしていましたが、パリッと撮れたのは一枚くらい。まぁ、こんなものでしょう。普段からカメラを集めるのが趣味であって、撮影はそんなに興味ありませんと申し上げているので、カメラを持ち出した日に一枚でもパリッとしたものが撮れたらそれで満足なのです。

最後に卒業生が歌を歌う場面で、私の席からは息子が他の二人に挟まれてチラッと見えるくらい。まぁしょうがないかとあきらめていたのですが、両脇の子はキレイに撮ることができそうで、友達かもしれないので念のために撮影しておきました。息子に確認したら一人が友達だそうで、写真を送ってあげることに。この日一番の写真は息子ではなく、名前も知らない友達が歌う様子でした。

それにしてもX-T50のオートフォーカスと顔認識は優秀。Canon R7も性能は良かったはずですが、私にはX-T50の方が相性が良いようです。初めての富士フイルム機でまだ設定画面などに慣れませんが、基本的に押して撮るだけの私にはオーバースペックでもあります。昨日戸惑ったのが連写モードへの設定変更。メニュー画面から探すことができず、左上にDriveボタンがあることに気付くのにしばらく時間を要しました。リコーやキヤノン機とは少し違いますね。

ちなみに今日使ったレンズはレンタルしたもの。タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD。お手軽な望遠ズームレンズではありましたが、次は無いかなという感じ。普段使っているXF35mmF1.4 Rと比べるとモヤっとした写りなのです。単焦点の銘玉とされるレンズと比べるのがそもそも無理なのかもしれませんが、次に機会があれば別の望遠ズームレンズを試してみることにします。

茶碗に点てられたお茶

ノンカフェインの抹茶があるといいのにと思っています

粗茶一服

オンラインペン字講座を続けていて、最近では好きな単語や言葉を書かせてもらっています。ふと思いついて「粗茶一服」という単語を書いてみると、「粗」も「茶」も「服」も難しい。なかなか奥が深い単語だと思いました。いつものように添削してもらう様子の動画を見ていると、先生から「行書で書いてみて」というご指示が。見様見真似で書いてみたところ、なんとなくそれっぽいものが出来上がりました。

よく考えたら、行書で文字を書いたのは初めてかもしれません。これまで記号のような字や書き殴ったことはいくらでもありますが、行書として何かを書いた記憶は無し。この歳でまた初めての体験をしてしまいました。

続いて先生に提出したのは、粗茶一服に続く「差し上げます」という言葉。茶道のお稽古で手紙を書くことがあり、その中で使ったことのあるフレーズです。こうして少しずつ手を動かしていたら、いつかきれいな手紙が書けるようになるのでしょうか。まだまったく自信が持てません。


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