ふと仕事を休んでみた

今日は休み。数日前に休みにすると決めてしまいました。誰かの許可を得る必要はなく、関与先や顧問先にお知らせすることもありません。予定らしい予定のない一日を過ごすことにしました。
今日は仕事を休みにした
ふとカレンダーを眺めていると、丸一日休んでも大丈夫そうな日があることがわかりました。月の平日の日数にもよりますが、毎月一日か二日は平日を完全休業にすることができます。ただし年末年始や二月など休みが立て込んだり、稼働日数が少ない月はそうはいきません。先月も実は日程調整が綱渡り状態でした。この三月は少し余裕があり、数日前に一日ぽっかりと休めそうな日が見つかったのです。それが今日。
午前中は散髪に行くことに。このあと卒業式、入学式と続くのでボサボサになっていた髪を切ることにしました。一年位前に他県から移転してきた美容室で、近くて上手なので息子とともにお世話になっています。細かい髪型は気にしないので、椅子に座った後はお任せ。今日もいつものようにさっぱりとすることができました。感心するのは、前にお店があった場所の常連さんが引き続きいらしているらしいこと。他県に移ってもお客さんがついてきてくれるなんて、良い関係性を築けているのだなと理解しています。
その後は、ポッドキャストの三月配信分のデータをアップロード。収録日からほったらかしになっていたので、三月初回の配信日が近づいてきて慌てて作業をしました。三月最後の配信回で100回目を迎えることになり、いつもにも増して楽しくお話しすることができたように思います。ようやくアップロードを終えると、次回の収録日が近づいてきていることに気づきました。そろそろアシスタントのにしべちえさんに何を話すかなどをまとめた資料をお送りしなければいけません。
昼食は自宅の近くにある「鰻の成瀬」に初めて行ってみました。弁当をテイクアウトし、息子と二人でいただくことに。もう少し焦げる位まで焼いてくれた方が好みですが、おいしかったのでまた次回も行くことになりそう。ご飯を炊くだけで、店内調理はしないビジネスモデルだそうですね。息子もおいしかったようでペロリと平らげていました。
この後はアマチュア無線のQSLカードを記入する予定。一月交信分のカードをまだ発行していなかったのでそろそろ送らなくてはいけません。こうした作業は仕事のある平日だとついつい後回しにしてしまうので、今日のような休日があると手をつけることができます。
いつでも休めるのは自営業の特権
雇われる立場の人々と違って、自営業は自分の休みを自分で決めることができます。100%成果に対して報酬をいただいているので、時間の使い方は自由。平日だからといって気が進まないのに無理に仕事をする必要なんかなくて、今日の私のように過ごすのも自己責任で可能です。
ただし、休んでばかりいたら必要とされなくなってしまいます。例えば私の場合、今度の日曜日は顧問先の経営者さんとの打ち合わせが入っています。週末だからといって仕事を絶対に休まなければいけないなどとは考えておらず、今度のように経営者さんから希望があれば、日曜日でも喜んでお会いすることにしています。
ちなみに、次の平日休みは明後日の予定。息子の中学校の卒業式があり、出席することにしています。今のところ天気は大丈夫そうなので、着物で行ってみるつもり。茶道のお稽古以外の用事で着物を着て外出するのは初めてなので、周りからの視線などが少し心配です。

焦げるくらいまで焼いてある方がおいしくないですか
休みの日でもすること
休みの日だからといって、仕事から完全に離れる事はありません。関与先からのメールは常にチェックしていますし、必要であれば返信もします。また、このブログの記事も当然こうして書いています。雇われる立場の人のようにオンとオフが、明確に分けられるものではないのです。
自由だからこそ、責任もすべて自分が負わなければなりません。このあたりのプレッシャーを楽しむことができれば自営業に向いているのでしょうし、雇われる立場であるようにしか行動できないのであれば向いていないのでしょう。
そういえば今の事務所で開業届を出してからもうすぐ10年を迎えます。途中、副業という位置付けにしていた時期もありますが、3年前からは完全に個人事業主に移行しています。またそのうちに働き方が変わるかもしれませんが、その時までは今の自由と責任を楽しみたいと思います。
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