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コラム

休みの次の日を考えて憂鬱にならない働き方

昨日まで三連休でした。胃腸風邪から治りかけの状態だったので、遠出したりすることなく自宅近くでゆっくりと過ごしました。昨日の夕方にはすっかり回復。次の日の仕事を考えて憂鬱になることもなく、連休明けの今日は元気に働くことができています。

昨日まで三連休だった

昨日まで三連休でした。土曜日のお茶のお稽古を休んでしまったので、完全に予定なしの三日間となり、自宅近くをうろうろするだけで静養に充てることができました。年が明けてから二回も体調を崩してしまい、一月は咳がひどくなり、二月は胃腸炎。これまで年一回、風邪をひくかどうかだったので、47歳にもなるとこれまでどおりの自分ではなくなってしまうのだなと実感する日々です。ようやく治りつつある状態で迎えた三連休は、良いリフレッシュの時間になりました。

初日の土曜日は資源ごみを捨てに行って、ついでに近所のパン屋で昼食を買ったのみ。後は家で本を読んで過ごしていました。日曜日は息子の新しいiPhoneが届いたので、あれこれしていてあっという間に終了。昨日の月曜日はアマチュア無線をしようと、近くの公園へ足を延ばしたくらいでした。

顧問先から連絡が入ったのは土曜日のみ。取引先を集めて懇親会を立ち上げようとしていて、設立総会をどうしようかなどとメールで相談を受けました。土曜日だからといって次の平日まで持ち越すことなく、すぐに返信したのは言うまでもありません。せっかく私を頼りにしてくれているので、土日祝日関係なく、こうして連絡をいただいたら対応するようにしています。今回も経営者からは「的確なご指摘をありがとうございます」と返信があり、今後さらに煮詰めていくことになっています。

月曜日を迎えるのが楽しみ

雇われる立場で働いていた頃は、休みの日が終わる夕方には憂鬱な気分になっていたものです。そういえば小学校の頃も先生が怖い人だったので、日曜日は気分が沈みがちだったように思います。おそらくどちらも原因は、自分がやりたくないことが次の日に待ち構えていることだったのでしょう。家業ではまた売り上げ目標に追われる日々が始まるかと思うと何のために働いているのか目標が見い出せなかったですし、小学校では良い子にしていないと頬を張られるのが恐怖以外の何物でもありませんでした。

ただ、家業の代表取締役に就いてからは、たまの休日の夕方に憂鬱になるなんてことはありませんでした。休日といっても店を巡回していましたし、完全に仕事から離れることができなかったからかもしれません。何より自分が事業の最終責任者であるわけで、好き嫌いで気分を変えていられないという事情もありました。また、その後に中小企業支援家に転身し今のスタイルで働くようになってからも同様。自分でやりたいようにやらせてもらっているので、仕事を仕事と思うことは稀で、日々楽しく、経営者と対話させてもらっています。

月曜日を迎えるのが憂鬱であるということは、今していることが自分に合っていないということ。やむなく耐えなければいけないことも多いでしょうが、もし自分で進路を選択することができるのであれば、別の道に進むことも検討してみたらどうでしょう。

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次の三連休はいつか

私の次の三連休は三月末の金土日。平日の金曜日からお休みをいただき、息子と東京へ帰ります。プロ野球の開幕戦と第二戦を観戦し、三日目は祖母の家に行こうという計画。フライトも試合のチケットも思惑通りのものが取れたので、楽しみにしているところです。

ただ、私の場合は「休みのために仕事をがんばる」という発想はゼロ。嫌なことを仕事にしておらず、心の底から仕事が楽しいのです。そのため三月末の三連休はもちろん楽しみにしつつも、その間の仕事は心待ちにしていますし、もちろん何かの拍子に次の日の仕事を思い浮かべて憂鬱になるなんてことはあり得ません。こうした心持ちは自営業であれば当たり前だと思っていて、逆に働きすぎて体調を崩してしまわないか心配になる経営者もいるくらいです(私は大丈夫)。先日、夜も昼も無く働いていた知人が、目の不調を放置していたら網膜剥離になってしまっていたことがわかり、あわてて手術をしていました。

そろそろ年度末。転職などを考えている人もいるかもしれませんが、もし連休の最終日に心が沈んでしまうのであれば、次の道に進むべき時期がやってきているのかもしれません。自分の心は正直なものなのです。


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