4月からどう働いているのか
2022年4月から完全に自営業になりました。
どんな働き方をしているのか書いてみます。
1.これまでの働き方
3月までの5年間は、
地方自治体の外郭団体が運営するビジネス相談所で、
センター長を務めていました。
地域の中小企業や創業を志す方と1回1時間の個別相談を1日3,4回。
時間外勤務はほとんど無く、
カレンダー通りの勤務で有給休暇も完全消化でした。
また、副業のOKをいただいていたので、
個人の社会保険労務士事務所を仕事の受け皿にし、
講演や原稿執筆、社外取締役もしていました。
かなり恵まれた環境で働くことができたのですが、
行政のプロジェクトである以上、いつかは終わりがやってきます。
自分の進路は自分でコントロールしようと考え、
最後3年間の雇用契約を終え、
契約期間満了で退職することにしました。
2.いま何をしているか
週4日は大学連携型起業家育成施設の
チーフインキュベーションマネージャーを務めています。
業務委託契約なので出退勤は自由。
どんな風に働くかもほぼすべて任せてもらっています。
月15日程度勤務し、報告書を提出すれば報酬を得られます。
残りの日は、
従来からお付き合いのある会社様も含め、
個別の会社様と顧問契約してもらい、
経営コンサルティングを行っています。
私ができる業務とその対価を提示し、
ご納得いただいた場合に契約してもらっています。
社労士的な業務はほぼゼロ。
前職同様に中小企業のお手伝いをしています。
3.なぜ独立したのか
独立前の雇用契約であれば、
有期雇用であったとしても勤務先が最優先です。
自分の意向よりも組織の意向が大事。
また自分の「値段」も自分で決められません。
さらにお客さんも選べません。
どんな方がいらしても、
たとえ自分の感性と合わないような方がいらしてもお断りできません。
私の場合はこれに負担を感じ始めてしまいました。
人間同士の感性が合わないという意味ではなく、
商売に対する感性がかみ合わない方に時間を使わざるを得ないことに
ささやかなストレスを感じ始めてしまいました。
4月からはこのストレスから解放されました。
お客さんも私を使うか使わないかを選べますし、
なにより私もお客さんを選ぶことができます。
なぜ独立したのか?と聞かれたら、
「自分らしく商売したいから独立しました」
とお答えしています。
■今日の出来事
午前中に対面の個別相談を1件、
午後はリモートで個別相談を2件。
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