日経電子版で保存した記事(2025年2月)
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日経電子版で保存した記事の中から、ここ最近で気になったものを紹介し、私の考えや連想したことを書いてみます。
岡藤正広(22) 会議、誰のため?
日経電子版 2025年1月23日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86222830S5A120C2BC8000/
サラリーマン出身の経営者が執筆する「私の履歴書」はいまいち共感できないことが多いです。先月も例によって、斜め読みする日々でした。この日に書かれていたのは大企業で開催される会議が「会議のための会議」になっている実態。不毛な仕事が現場の生産性を下げていたことがつづられていました。
先日、ある顧問先の経営者から、丸一日開催される会議に同席して欲しいと依頼されました。丸一日なんて尋常ではない長時間です。私が提案したのはさっさと会議を終わらせて、残りの時間でバーベキューをすること。恐る恐るといった感じで申し上げたのですが、実は経営者も長時間の会議に疑問を持っていたことがわかり、バーベキューをすることに賛成してくれました。
会議は短ければ短いほどよくて、無ければ無いに越したことはないというのが持論です。
電車遅延5年で8割増 点検や乗客救護、他路線から波及も
日経電子版 2025年1月27日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD153CG0V10C25A1000000/
電車で移動する際には遅れることを想定し、早めに出発するようにしています。記事にもあるように、ダイヤが乱れることが増えているように感じていたからです。
先日も家から一時間以上掛かる場所での打ち合わせが予定されていました。現地に到着したのは待ち合わせ時間の45分以上前。駅の待合室で本を読みながら時間調整しました。ギリギリに着くのを良しとするのか、早めに着いて絶対に遅刻しないように心がけるのか。どちらかが正しいわけではなく、人それぞれ自分が決めれば良いことです。ちなみに私は理由を問わず遅刻をされるのが大嫌いなので、自分が遅刻なんてすることのないように行動しています。
組織の命運握るトップの働き方
日経電子版 2025年1月31日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86421160Q5A130C2DTD000/
記事によるとトランプ大統領には「エグゼクティブタイム」という自由時間が設定されているそうです。経営者の予定にも同様の余白が必要だと思っていて、私も実践していました。本を読んだり、目を閉じたりするのも経営者にとっては重要な時間の使い方だと信じていて、雇われる立場の人たちのように就業時間の最初から最後まで働いているフリをする必要なんてありません。
経営者は24時間労働だと思っていますが、常に何かをし続ける必要なんてありません。自由時間も含めて会社のことを考え続けるのが経営者の働き方だと信じています。
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住みやすい街です
福岡市地下鉄空港線、混雑時間帯を増便 3月ダイヤ改正
日経電子版 2025年2月4日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC042FW0U5A200C2000000/
自宅の最寄り駅が姪浜駅なので、このダイヤ改正は恩恵を受けることができます。現状の運転本数に不満があるわけではありませんが、ラッシュ時に地下鉄に乗る際には座れないこともしばしばありました。そういう不便が改善されるのを期待しています。
ちなみに実家も西武池袋線の始発駅にあります。小学校の時は6時59分発の池袋行に乗るようにしていたのは懐かしい思い出です。
〈信用調査ファイル〉破綻の人材派遣、社長雲隠れ
日経電子版 2025年2月11日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86654420Q5A210C2TB1000/
記事によると某企業が破綻する直前に経営者が通帳等を持ち出し、消えてしまったとのこと。残された従業員が残務整理を強いられていたそうです。
あるFA会社の幹部から焼き肉をご馳走になったことがあります。家業を投資ファンドへ事業譲渡した後に、打ち上げと称して呼んでいただいたのです。その際に言われたのが、「破綻企業の経営者のみっともない行動をさんざん見てきた」「それと比べたら岡田家は潔く、こちらも気持ちよく仕事ができた」というもの。私からしたら誰もが注目している局面で、私利私欲を優先することができなかっただけ。さらにもし私が逃げ出していたら、こうして中小企業支援家となることもなかったでしょう。
人は厳しい局面でその人間性を露わにするものだと考えています。
リョーサン菱洋、半導体営業「虎の巻」で教育
日経電子版 2025年2月18日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86791880X10C25A2TB2000/
大企業であってもそれまで営業マニュアルが存在せず、担当者のセンスに依存していたそう。こうして「虎の巻」を用意して教育すれば、売上を底堅く作ることができるようになるでしょう。
ある顧問先でも営業マニュアルが存在しないことが判明しました。それまで新たに採用した従業員への説明は、現場で口頭でなされる程度に留まっていたとのこと。どれだけ売り逃していたかと考えるとぞっとしてしまいます。古参の従業員や本部勤務の管理職にとっては当たり前のことでも、現場に共有できていなければ形式知とはなりません。経営者が示すビジョンから始まり、自社商品の魅力の伝え方に至るまで、文章で表現する必要があります。
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