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コラム

博多織の角帯でカメラストラップを作ってもらった

オリジナルのカメラストラップを手に入れてしまいました。生地は博多織の角帯を再利用したもので、格好良いものができました。

X-T50のカメラストラップ

富士フイルムのX-T50は手のひらに収まるサイズでコンパクト。重いカメラが苦手な私にはぴったりの機種で、ひさしぶりに長く使うことができそうだと喜んでいます。ところが、初めての富士フイルム機なので適当なカメラストラップがありません。フイルムのニコン機では以前に手に入れたPorterとコラボしたストラップを愛用しているのですが、さすがに富士フイルム機にニコンのロゴはミスマッチでしょう。そこで、生地を用意したらオリジナルのカメラストラップを製作してくれるサービスを利用してみることにしました。

こちらから送る生地には博多織の角帯を選びました。古いけれど未使用の角帯を持っていたのですが、お稽古に着けていくにはどうも合わないような気がしていたもの。この角帯をカメラストラップに加工してもらうことにしました。注文はネットから簡単に可能。ストラップの長さや部材の色を選んで決済するだけ。角帯を適当な長さに切って、レターパックで送りました。

制作はあっという間で、中一日くらいでカメラストラップが送られてきました。もちろん品質に問題なし。普通にカメラストラップを購入するのと同じくらいの価格で、オリジナルのものを作ってもらえるので素敵なサービスでした。今度の三連休はX-T50で近くを撮り歩いてみることにします。

ヤフオクとメルカリを眺めて物色している

メルカリやヤフオクを眺めていると、着物関連のアイテムが大量に出品されています。カメラストラップにした角帯もメルカリで購入したもの。新品ではとてもじゃないけれど買う気になれない角帯を、数分の一の価格で手に入れることができるのだからお得でした。それだけ着物を着る人が減っているのか、タンスに眠っているものを少しでもお金に変えようとしている人が多いのか。いずれにせよ、私のような着物初心者にはお得にアイテムを探すことができるチャンスです。

かつての家業の商品も大量に出品されています。押し入れに眠っていた頂き物が一度も使われていない状態で出品されていることが多いように感じます。あれだけ多くのお客様にお買い上げいただいたのに、いざ受け取った方には使ってもらえていなかったなんて寂しい話です。かつてはギフト需要に応えて会社を大きくすることができましたが、知らないうちに社会に必要とされないものを生み出してしまっていたことになります。

以前、ヤフオクに家業の古い写真が出品されていたことがあります。おそらく大正期の店舗を撮影したもので、何かの資料で私も見たことのある写真でした。店の前にはスタッフらしき人々が並んでいて、ひょっとしたらご先祖様も写り込んでいるのかもしれません。もちろん落札したその写真は、今は私の手元に来ています。どんな経緯で流出したのかわかりませんが、その日、私がヤフオクを眺めていなければ巡り合うことのなかった写真です。

博多旧市街のあたり

このあたりが博多だそうです

COOLPIX P1100が気になる

X-T50の話に戻ると、次に欲しいのが望遠レンズです。息子の試合を撮影するのには望遠レンズ必須で、4月にどの部活に入るかを見極めてから購入を決めるつもり。Canon R7を使っていた時には、600mm相当までの望遠ズームレンズを使っていました。単焦点レンズが好きな私にとっては大きくて重いレンズは苦痛でしかありません。息子の写真を撮るためと割り切って使っていました。

ここにきて気になっているのがニコンから発売されるCOOLPIX P1100というコンパクトデジタルカメラ。光学125倍で3000mm相当だそうなので、息子の試合を撮ることだけ考えたら、あれこれレンズのことで迷うよりも、こうした機種の方が便利かも。実売価格もレンズを買うのと大して変わりはありません。

そもそも息子はどの部活に入るのか。撮影しやすい競技としづらい競技があるので、気になります。中学の陸上競技の試合では不審者に間違えられないよう、女子のレースではカメラを伏せていましたし、テスト撮影と息子の走るレース以外はカメラをあまり振り回さないようにしていました。もしまた陸上部に入るのであれば大きいレンズを構えていると目立つので、COOLPIX P1100が良いかもしれません。春は買い物の季節です。


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