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コラム

ポッドキャストの収録をしてきた

月一回、ポッドキャストの収録をしています。ちょうど100回目配信分までを収録する節目の機会となりました。

100回目配信分の収録

今日はポッドキャストの収録日です。月1回、コミュニティセンター採do所という施設をお借りして、にしべちえさんと共に翌月配信分をまとめて収録することにしています。この施設は元小学校を活用していて、収録には放送室を使わせてもらっています。そのため音響的には申し分なく、声が響いたりすることなくマイクに向かうことが可能。ポッドキャストを始めた当初は貸し会議室を利用し、二人の声が室内に響いてしまうといったこともありました。多少の失敗を経験して、いまの収録スタイルに落ち着いています。

3月28日配信分で100回目となるので、今回は節目の収録となります。何百人、何千人のリスナーさんがいるわけではありませんが、それでも毎回どなたかに必ず聴いてもらえているのでここまで継続することができました。ブログと同じく、継続することが大事だと自分に言い聞かせてちょうど二年。途中で止めてしまうことなく100回まで辿り着くことができて少しほっとしているところです。

これまでポッドキャストの配信を継続してきて思うのは、動画なんかよりよほどメディアとして有用だということ。多くの人が手がけているショート動画は、手間ばかり掛かってしまうわりには刹那的な発信に留まります(たぶん)。でも、ポッドキャストは番組として資産を蓄積することができるので、継続すればするほど、どなたかに知ってもらえる確率が高まります。もちろんどのメディアで情報発信するかを決めるのはそれぞれの自由ではありますが、「とりあえず動画」という風潮はもったいないなと思うわけです。

プロに助けてもらう

私の番組はプロの話し手である、にしべちえさんにアシスタントとして関わってもらっています。アシスタントという表現は適切ではないかもしれません。にしべさんの方が話している時間が長いくらいですから。私はぼそぼそと話す方ですし、言葉もポンポンと頭に浮かんできません。一人では到底番組が成立しないので、にしべさんに助けていただいて初めて番組が配信可能となります。

以前に、にしべさんとはコミュニティFMの番組でも助けてもらっていたことがあります。月1回の放送を一年続けただけでしたが、なんとか番組が成立したのはにしべさんのおかげでした。そのため、このポッドキャストを始めようと思いついた時にも真っ先に相談し、また二人で番組を作りたいとお願いした次第です。

素人が何かをしようとするときに、(必要であれば)プロに助けてもらうという考えは選択肢として持っておきたいものです。まずは自分だけで始めるという姿勢も必要ですが、プロに関わってもらうことで品質が向上し、外からの見た目が整います。

ある経営者にPR動画を作成するように提案したことがあり、私はプロに撮影してもらうよう、当初から促していました。素人が作ったしょぼい動画を公開してしまうと、PRどころか逆効果になりかねないからです。ところが経営者の判断は独力で製作するというもの。経費が無いわけではないのに、制作会社に支払うお金が惜しくなってしまったようです。案の定、企画の段階からブレたものになってしまい、何のための動画かわからないものができあがりました。プロに助けてもらうべきことは、費用を惜しまずに最初から関わってもらうべきだったというのが教訓です。

コミュニティセンター採do所

iPhoneのカメラってよく写りますね

ノベルティを作った

今回の収録では記念に作ったお菓子をにしべさんに差し上げました。作ったといっても、番組のカバーアートをお菓子の表面に印刷してもらっただけ。京都のお菓子屋さんでよく食べていたものがあり、ふと検索してみたら、写真や文字などをプリントできるサービスをしていたので利用してみました。

そういえば昔、家業でサラリーマンをしていたとき、老舗の和菓子屋さんにオリジナルの箱を持ち込んで饅頭を詰めてもらったことがあります。プロ野球の某球団が優勝したので、記念に用意し社内で配っていました。某球団のファンが多い会社だったので、先輩から言いつけられて私がお店とのやり取りを担当させてもらいました。昔からそんなことをしていたのですね。

差し上げたお菓子はにしべさんからも好評。収録の中でお披露目し、とても喜んでもらえたので用意した甲斐がありました。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

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