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コラム

ペン先調整を済ませた万年筆が手元に戻ってきた

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。

ヤフオクをよく見ている

ヤフオクで出品されていた単衣の着物に入札していたら、終了直前に出品が取り消されてしまいました。思ったより価格が競り上がらなかったのだと思います。それならそれで最低落札価格を設定すればいいのに。こんなこともありますが、着物関連のアイテムをお得に手に入れることができるので、このところヤフオクをよく見るようになりました。先日は袷の着物を落札。化繊なので、さっそくお稽古に着ていけそうです。いわゆる「洗える着物」というもので、私には化繊で十分。ただし、袴は正絹の良いものを身につけた方がパリッとするので、それなりのものを選ぶようにしています。

最初のうちは着崩れていないかなとか、誰かに見られていないかななどと気になりましたが、着物で出歩くのにも慣れました。これまで茶道のお稽古の時だけ着ていましたが、今度、息子の卒業式と入学式は着物で行くつもり。パリッとしたスーツが無くはないのですが、もう2年もネクタイを締めていません。であれば、着物の方が良いかなと考えました。

いま入札しているのは袷の着物と羽織紐です。着物は今のところまだ多くの人の目に触れていないようで、このまま価格が上がらないと昨日のように出品が取り消されてしまうかもしれません。羽織紐は一つしか持っていないので、予備が欲しいなと思っていました。さて落札できるでしょうか。

ペン先調整を済ませた万年筆が手元に戻ってきた

オンラインペン習字の先生から「字がきれいになってきた」と言ってもらえました。字がきれいなんて、私の人生で初めて言われたような気がします。まだまだ添削されてばかりなのは当たり前ですが、それでも字を書くのが楽しくなっているのは確かです。そのあたりの雰囲気が先生に伝わったのでしょうか。

ちょうど今日、ペン先調整に出していた万年筆が返ってきました。ペンポイントの形を整えるための研ぎ直しと、くい違いの修正をしてくれたそうです。試し書きしてみたところ、ずいぶんと書き味が変わってしまい戸惑っています。購入した時はこんな感じだったのでしょうか。字もずいぶんと細くなったような。またしばらく使い続けて、自分の手に馴染ませなければいけません。

万年筆に同封されていたのは、オーナーのメッセージが書かれた一筆箋とお店のニュースレターでした。私はこうしたものをいただくのがとてもうれしいので、さっそく丁寧に読ませてもらいました。神戸のお店ということもあり、ニュースレターに書かれていたのは震災30年のお話。オーナーは当時、生まれたばかりのお子さんと避難生活を余儀なくされたそうです。私は高校2年で、春の対校戦に向けてそろそろ部活が大詰めを迎えつつある時期でした。平和に学校生活を送れている私と、当たり前の生活が失われた被災地。なんだか後ろめたく感じながら日々を過ごしていたことを思い出しました。

万年筆と便箋

万年筆が返ってきました

感想を積極的に伝える

このブログの記事を、特定のグループ向けに配信しているメルマガに流用しています。メルマガは週一回の配信なので、数日内のブログ記事から適当なものを選ぶことにしていて、直近では「最近購入した本(2025年2月)」という記事を流用しました。

この記事を読んだある経営者とすれ違った際、「岡田くんのエッセイはおもしろいね」と声を掛けてもらえました。さて、そんなにおもしろおかしく書いたかなとは疑問に思いましたが、それでもメルマガ末尾に載せている文章まで目を通してもらえているのはありがたい限り。何も反応が無いと果たして誰かに読まれているのか心配になりますが、こうして感想を伝えてもらえるのは何より励みになります。

何事でも感想を自分から伝えるのは大事だと思っていて、先日、外食した際には会計時に「おいしくいただきました、○○がおいしかったです」とオーナーにお伝えしました。息子も一緒にいたので「何がおいしかった?」と水を向けて、彼も感想を述べていました。彼にはこうしたコミュニケーションが自然にできるようになってほしいと願っていて、他にはお店で買い物をしたときには販売員さんに「ありがとうございました」と言うように小さいときから教えてきました。


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