地方中小企業が持続可能性を高めるための踏み台になります

050-3557-7157

コラム

新しい袴を穿いて茶道のお稽古へ行ってきた

今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。

新しい袴を穿いて茶道のお稽古へ行ってきた

土曜日の午後はお茶のお稽古。年末に購入した袴を初めて穿いて行きます。ヤフオクでメーカーさんが仕立て代込みで直販していたもので、どうやらお値打ちな買い物でした。ヤフオクでは他にも中古の着物や袴がたくさん出品されていますが、どれが何やらわからず素人にはハードルが高いです。一度、「逸品」などと表記されていた袴を落札したことがありますが、真ん中にタバコの焦げ跡のようなものがあり返品させてもらったこともあります。

中古で購入してほぼハズレがないのは、マップカメラとカメラのキタムラの中古レンズでしょう。美品はもちろん、良品とされているものは何の問題もなし。私にはいずれもほぼ新品同様に見えてしまいます。ただ、最近は中古価格が上がっているような。先日、富士フイルムのX-T50を購入した際には、XF35mm F1.4 Rを迷った末に新品で買ってしまいました。中古美品とそれほど大きな価格差がなかったのです。長く使うことになりそうなレンズだと思ったので、新品を選ぶことにしました。

肝心の袴は教室でどなたにも気づいてもらえず。でも、丈をほんの少し短くしたのでお点前がしやすくなり大満足。丈が長いと、正座から立ち上がるときにかかとに袴が引っかかるのです。次に欲しいのは単衣の洗える着物。東レのシルックという生地で仕立てたいと企んでいます。こうして徐々に着物沼にハマりつつあります。

茶杓の銘

お稽古で道具の拝見がある時には、茶杓の銘を答えなければなりません。季節が合っていればなんでもよくて、毎回、適当に検索してから出掛けるようにしています。茶道を始めてから気づいたのですが、かつての家業の商品名はこうした茶道関連の言葉をうまく使っていました。在籍していた時にはまったく気づいていなくて、離れてから10年近く経ってから茶道との関わりを理解するなんて先輩たちに笑われてしまいますね。

今日、頭の中に用意して行った銘は「淡雪」と「春雪」というもの。淡雪とは降ってもすぐに消えてしまう春の雪のことだそうで、そういえば、「淡雪」も商品名に使っていました。

かつての家業ではこうした商品名をすべて商標登録することはできなかったものの、ロングセラーの特に大事な商品は私が在任中に商標を登録するようになりました。きっかけは自社が他社の商標を無断で使用してしまい、トラブルになったことからです。それまでブランド名などは商標登録していたものの、商品についてはまったく無関心で、他社の商標をろくに調べることもなく使ってしまっていたのです。

今では地方中小企業の経営者とお話ししているときに、パリッとした商品名などが出てくるとすぐに検索するようになりました。J-PlatPatという特許情報プラットフォームで、商標登録されているかなどを調べています。登録されていなければすぐに検討するように促すこともしばしば。私の提案を無視し、後から涙を流すことになった経営者もいるので、商標の重要性については丁寧に説明するようにしています。

茶杓と茶筅

茶筅は消耗品なんでしょうか

寿司屋に行った

先日、寿司屋に行きました。久しぶりのちゃんとした寿司屋で緊張してしまいましたが、自宅近くに良いお店を見つけることができました。

気になったのがカウンターで隣になった人が、寿司が握られるたびにスマホで撮影していたこと。いちいち音が鳴るのでうっとうしかったです。音が出ないアプリを使うなど配慮が欲しかったところ。そもそも寿司屋では一番おいしい状態で出されたものをさっさと食べるべきだと思っていて、家族にはくれぐれも撮影なんかするなよと釘を刺しておいたくらいです。

なんでもかんでもスマホで撮影しようというのはあまり好きではありません。後からどれだけ見直すのでしょうか。このところフィルムカメラが「エモい」と流行っているそうです。スマホでほぼ無限に撮影できるようになったからこそ、逆に一枚に集中しなくてはいけないアナログの良さが若い人に響いているのでしょう。

そういえば息子は手で寿司を食べるのが初めてだったはず。受験も終わったことですし、いろいろ体験してもらう良い機会です。明日は宮崎へプロ野球のキャンプを見に行きます。何か美味しいものを食べることにしましょう。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

amazon musicのバナー

Listen on Apple Podcasts

関連記事

TOP