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コラム

文字数って大事だなと実感した話

諸事情でコラムの文字数を減らしたら、すぐに読者に指摘されてしまいました。中身も大事ですが、文字数も大事なのだなと実感しました。

メルマガに掲載しているコラム

このブログ記事を流用し、特定のグループ向けに配信しているメルマガにコラムを載せています。そのメルマガ読者は必ずしも私の見込客とは一致しないので、記事をそのまま載せることはほとんどなくて、我ながらストレートに書きすぎたと反省している部分などは当たり障りのない表現に書き換えています。

今日もメルマガを配信しようと準備をしていたのですが、最近のブログ記事でうまく流用できそうなものが見当たりません。さて困ったなと思ったので今回はコラムを省略することに。省略といってもゼロにするのではなく、数行だけ近況を記しました。

「いつも使っている万年筆をペン先調整に出してみました。10年前に購入してから無調整だったので、字が太くなってきているようでした。代わりに安いボールペンで代用しているのですが、万年筆が手元にないと何とも落ち着きません」とだけコラムの代わりに載せておいたのです。

このメルマガを配信していて面白いのが、すれ違った読者の方から感想を教えてもらえること。「毎回、コラムだけは読むようにしているよ」とか、「今回のコラムは面白い切り口だったね」といった感じ。こうして感想を言ってもらえるのは何より励みになるもので、こちらもがんばって配信しようという気持ちになれます。今日もメルマガ配信後にさっそく読者の方に声を掛けてもらったのですが、「今日のコラムはずいぶんと短かったですね」というもの。期待を裏切ってしまったようで、申し訳ない気持ちになってしまいました。

1700文字

このブログの記事は最低1700文字になるように書いています。3つのパートに分けて書いているので、概ね600字x3本というイメージ。毎日書くだけなら誰でもできそうな気がしたので、当初は1500文字(たしか)、そのうちに1700文字を下限にするように自分の中でルールを定めました。

文字数を定めると、内容はともかく何かを書かなければなりません。仕上がったなと思って文字数を見るとまだ1350字なんてことはよくあって、そんなときには全体を眺めて適当な箇所に1段落を挿入することになります。

小学校の時の担任の先生が、「前に受け持っていたクラスで、原稿用紙100枚分の感想文をクラス全員に書かせたことがある」と話していて慄いた記憶があります。当時の私は読書感想文で2枚半、つまり約1000字を書くのがやっと。そんな状態で100枚も何を書けばよいのか。強面の先生だったので「書けませんでした」などという言い訳が通じるとも思えず、実際にそんな宿題を出されたらどうしようとそれだけでどんよりと暗い気分になってしまいました。幸い、実際にそんな宿題が私のいたクラスで出されることはなかったのですが、今でもたまに思い出して冷や汗をかいてしまいます。

そう考えると1700文字なんて大したことないもの。こうして毎日更新できているわけですから。

原稿用紙と万年筆

最後に原稿用紙を使ったのがいつだったか思い出せません

最初のうちなんて誰も気にしていない

来月には、このブログを毎日更新し続けて1000日を数えることになるわけですが、量をこなしていると自分でも文章作成能力が少し上達したように思います。地方中小企業の経営者へ情報発信するように勧めると、媒体によっては「私は文章をうまく書けない」「うちには文章を書ける従業員がいない」などと言われてしまうことがあります。でも最初のうちなんて誰も気にしていないもの。続けていればそのうちに何とかなるものなのです。

ある地方中小企業の経営者は自らInstagramで発信を手掛けています。当初はアカウントを作るところからお手伝いを始め、どんなコンテンツを発信すべきかの相談も承っていました。最初の頃はなにをするのにもビクビクとしていて、「これでいいのだろうか」「炎上したらどうしよう」などとよく言っていたものです。特に文章には自信がなかったようなのですが、私からしたら何の問題もなし。経営者でもあり、ブランドマネージャーでもある立場だったので発信にブレがないのが好印象でした。

そうして発信を継続していると、爆発的にフォロワーが増えるようなことは無いものの、いつしか世界観に共感してくれた人から出展などの声が掛かるようになってきました。発信するのが目的ではなく、見込客と繋がることが目的だったので大成功です。今では私が口を出す必要なんてこれっぽっちもなくなり、コツコツと情報発信を継続しています。


ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています

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