体調が悪くてもブログを更新する理由
息子の受験当日なのですが両親共に体調不良に。本人だけはケロッとしていて、無事に試験を終えて帰ってきています。「風邪をひかないように」などとあまりピリピリするのは好きではないのですが、今回は冷や汗をかきました。
明日明後日はすべての予定をキャンセル
この2日ほど鼻水が止まりません。熱はほぼ無いと思うので、PM2.5のアレルギー症状かと勝手に判断しています。念のためドラッグストアで検査キットを購入してみたところ、例の病気もインフルエンザも「検出せず」でした。どこまでの精度があるものなのか怪しそうですが、とりあえず信用することにします。
関与先に入っている日だったので、用件が済んだら早めに退出させてもらいました。こういう時、タイムカードの無い業務委託契約というのは気楽なものです。やることさえ済ませておけば、いつ出勤していつ退勤しようが自由です。雇われる立場の人のように定時まで仕事をしているフリをする必要はありません。
ちなみに明日明後日はすべての予定をキャンセルすることに。家にこもって静かにしています。茶道の先生にはもう連絡済みなので、明日明後日は本当にやることなし。せいぜいブログを書くのと、気力が湧けば確定申告の準備をするくらいでしょうか。
ブログを書き続ける
今は関与先から帰ってきてアイスを食べ、食器を洗ってからこのブログを書いています。しんどいですが、少しでも書いておかないと夜に苦労することになりそう。最低でも1,700文字を書くことにしているので、骨格だけでも書き上げてしまいたいのです。
ブログを毎日更新しているからといって、何がどうなるわけではありません。せいぜい「すごいね」と言われるくらいです。体調不良の日くらい飛ばしても誰も気にするようなブログではありませんが、1日でも空けてしまうと更新が途切れてしまいそうなのが怖いのです。
もうあと1ヶ月もしないうちに1000日連続更新したことになります。最初は100日続けようというくらいの安易な気持ちで始めて、気づいたら私の毎日の作業で最も重要な位置を占めるまでになりました。ブログを書くということは、まずは情報を仕入れて思考する必要があって、その後に言葉を紡ぎ出す作業が発生します。私のように経営者と対話することを仕事にしている者にとっては、経営者と対話してもらうための鍛錬でもあるのです。
「一筆書き」ですらすら書ける日もある
ブログを書こうとする時に不思議なのが、朝からネタが思い浮かばず夕方までキーボードを叩くことができない日もあれば、今日のように思いつくままに「一筆書き」ですらすらと(内容はともかく)、言葉が紡ぎ出される時があることです。今日なんてネタが思い浮かばなかったら更新が途絶えてしまう大ピンチなわけなのですが、そんな時に限って頭に言葉が思い浮かぶのですから不思議なものです。
小学校の担任が国語の教師で、長文読解を丹念に教えてくれました。いろいろ問題を起こして途中で学校を追われてしまいましたが、私の国語力は彼に鍛えてもらったものだと思っています。先日、同じ先生が担任だった先輩と話す機会がありました。先輩も同じことをおっしゃっていて、その後の受験や仕事で国語力がどれだけ役に立ったかわからないとのことでした。
でも先生が教えてくれなかったことがあって、それは文章の書き方。読書感想文の宿題などはありましたが、長文読解のように基礎を教えてくれることはありませんでした。私にとってブログを書くというのは、見て見ぬ振りをしてきた自分の文章力をゼロから鍛え直すトレーニングでもあります。
自分が考えていることを表現するというのは勇気のいることですが、感性の合わない人を遠ざけ、感性の合う人を呼び寄せる効果があることを知っています。文章生成Aiを駆使すればそれらしい文章が簡単に作れるようになったからこそ、体調が悪い時でも自分の思考を文章にし見込客に面白がってもらえたら、鼻水を垂らしながらキーボードを叩いた甲斐があるというものです。
さて、今日も1700文字を紡ぎ出すことができました。頭が回らないなりになんとかなるのが自分でも不思議です。来月に1000日連続更新を達成したら、自分にご褒美が必要ですね。
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