日経電子版で保存した記事(2025年1月)
日経電子版で保存した記事の中から、ここ最近で気になったものを紹介し、私の考えや連想したことを書いてみます。
〈探訪 ググッと首都圏〉サイゼリヤ1号店 教育記念館(千葉県市川市)
日本経済新聞 電子版 2024/12/20
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85586250Z11C24A2L83000/
創業間もない会社の経営者と話していると、創業時の貴重な資料をきちんと保管できていないところがほとんどだと気付きます。試作品第一号だとか、初期メンバーの集合写真とか。ある会社を訪問した時には、初めて形になったプロダクトが野ざらしで放置されているのを見かけたこともあります。でも、事業を成長させるのに必死な時期なのですから、過去を振り返る余裕など無いのは当たり前のことなのでしょう。
顧問先でそろそろ事業承継の時期を迎えそうな会社があります。その会社の幹部たちに勧めたのは、創業者でもある現経営者の「声」を記録しておくこと。今は当たり前に創業者と話すことができても、いつか必ず話せなくなる時がやってきます。その時に備えて、文章、動画、音声などの媒体で創業者の声を残しておくべきです。今すぐ近くにいる従業員にとっては珍しい話ではなくても、各拠点にいる従業員にとっては聞いたことがないような話かもしれません。創業の思いを次代に繋げるためにも、記録に残す作業が必要です。
新興企業のセクハラ防げ
日本経済新聞 電子版 2024/12/25
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85696610U4A221C2TB2000/
記事ではセクハラに焦点が当てられていますが、パワハラも蔓延していると思われます。私はハラスメント研修を定期的に受講していますが、創業間もない企業では研修を実施する余裕などないでしょう。事業を立ち上げることだけに注力している経営者が、ハラスメントの加害者になることもあり得る環境なのです。
私は社会保険労務士の資格を持っていますが、その私でもハラスメント研修で学ぶことは多々あります。先日受講したオンライン研修では小テストが用意されていて、満点を取らなければ次の章に進むことができませんでした。私が苦手なのは「こうした言動はハラスメントに当たるか」という種類の設問。業務を遂行している過程で起こり得る適切な指導とハラスメントの線引きというのは、私にとっては判断するのがなかなか難しいものです。「迷ったら叱らない」というのが予防策の一つではあります。
カフェイン半分コーヒー投入
日本経済新聞 電子版 2024/12/25
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85681260U4A221C2HE4A00/
コンビニのコーヒーってカフェインが多くて苦手です。昼食後などに少し眠気があり、自動車を運転しなければいけないときに購入することが多いです。先日もカーシェアリングのポートの近くにあったコンビニでコーヒーを購入。おかげで眠気に悩まされることは無かったのですが、夜の寝つきが悪くなってしまいました。
普段、水筒に入れて持ち歩いているのはルイボスティーとペパーミントティーです。コーヒーを飲むのは朝起きてすぐの一杯のみ。カフェインを摂り過ぎたくないので、日中にコーヒーやお茶を飲むのはできるだけ控えています。茶道教室でも同じ。最近では3時間のお稽古の間に薄茶を一服いただくくらいで十分で、濃茶を飲んでしまうと確実に寝つきが悪くなってしまいます。
(物流インサイドリポート) バラ積み撤廃への難路
日本経済新聞 電子版 2024/12/27
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85742520W4A221C2HF0A00/
トラックの荷台に直に荷物を載せるのが「バラ積み」。陶磁器業界ではバラ積みであることがほとんどだったので、家業で雇われる立場だった時はドライバーさんの手伝いを率先してしていました。産地からトラックが着くとドライバーさんと一緒に荷台に飛び乗り、段ボール箱を次から次へと運び出すのです。こうして手伝うとドライバーさんはいつも喜んでくれて、たまに缶コーヒーをごちそうしてくれることもありました。
ちなみにたまにこうした作業があったのでフォークリフトの特別講習を受けましたが、実際に現場で運転したことはありません。たまにフォークリフトを見かけると運転してみたくなります。
懲戒の社内公表、悩む企業
日本経済新聞 電子版 2025/1/13
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86018710S5A110C2TCJ000/
記事は「就業規則に「懲戒は原則として社内に公示する」と明記」したうえで社内公表するように勧めつつ、氏名の公表は慎重に検討するように促しています。
過去にある関与先で取締役の忠実義務違反が発覚。本人はあわてて退職を申し出たものの、退職金が大幅に減額されるという事案が発生しました。さて、この事案が社内で公表されたかどうか。私が経営者であれば直ちに公表するところでしょうが、ひょっとしたら公表しないまま済ませてしまったのかもしれません。
会社を経営していると残念ながら懲戒などは必ず発生します。その際に大事なのは規則に従って処分すること。感情的になって「クビだ!」などと言ってしまうと後から紛争になり、思わぬ大きな損害が発生してしまうこともあり得ます。
京都市、宿泊税「最高1万円」 市長が引き上げ表明
日本経済新聞 電子版 2025/1/15
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86055330U5A110C2EP0000/
京都には年に数回、墓参りなどがあるので行っています。昨年のふるさと納税では、京都市内で使える楽天トラベルのクーポンをもらいました。そのうちにクーポンを使っていつもより良いホテルに泊まろうと企んでいたのですが、宿泊税が引き上げられるとそのメリットも薄れてしまいそうです。
次に京都に行くのは3月頃の予定。受験が終わっているであろう息子を連れて行き、ご先祖様に報告しなくてはなりません。観光客が多いと四条通りを歩くのにも苦労します。静かな京都に戻ってもらいたいものです。
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