おでんが2日続いている
今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
9連休のつもりが仕事をしてしまった
なんとなく体を動かす気になれず、といって受験生のいる家でゴロゴロするのも気が引けるので、天神にあるコワーキングスペースへ出かけて仕事をしてしまいました。仕事と言ってもいつもの業務ではなくて、この先何をするかなど漠然と考えていたことを資料にまとめる程度のもの。10時の開店から入って、気がついたら16時前になっていました。
あれこれ考えていることはiPhoneのメモに書き留めてあって、徐々に方向性が見えてきているところです。この先はどなたかに話を聞いてもらったりしながら形作らなくてはいけないと思っていて、そのためにもバラバラのメモを数枚の資料にまとめてみました。何か始めようとするとすぐに精緻な事業計画を作り始める人がいますが、事業計画で何かが保障されるわけではありません。まずは頭の中で考えていることを可視化すればいいわけで、せいぜい数枚の資料にまとめれば十分のはず。実際に資料にしていくと足りてないところも見えてきて、そのあたりをこの休みの間に補充してしまいたいです。
コワーキングスペースなどで仕事をしているときにトイレで離席をすることがあります。周りでは荷物やスマホを置いたまま離れている人がいましたが、私は貴重品をすべて持って離席することにしています。iPhoneはもちろん、パソコン、AirPodsなど盗まれたら困るものはすべて持ってトイレへ向かいます。以前に銭湯でカギを掛けたロッカーから財布の現金を抜かれたことがあって、それ以来、どこであっても油断しないことにしています。居酒屋で飲んでいるときも、貴重品は身につけたままのことがほとんど。後で後悔しないように、ちょっとした手間ではありますが、大事なものは置きっぱなしにしないと決めています。
思わず使ってしまった昭和のビジネス用語
ヤフオクで袴を購入し、指定したサイズで仕立ててもらっていました。10日ほどで届いて喜んだのもつかの間、どうやら他のお客様の袴が手元に届いてしまいました。すぐに出品者に連絡したところ、最初は私が勘違いしているのでは無いかといった反応。人は誰しも自分の過ちをすぐに認めたがらないものなのです。冷静に事実を伝えるとどうやら向こうも発送でミスをしてしまったと気付いてくれたようです。この年末にお互いに無駄な手間が発生してしまいましたが、早めに気付いて良かったと思うことにしています。すぐに気付かずに取引を完了してしまっていたら、さらに面倒なことになるところでした。実際、もうひとりのお客さんは気付いていなかったとのこと。
商売をしていたらトラブルはいつか必ず発生するものです。どんなに気を付けていてもミスをゼロにすることなんてできなくて、ゼロにしようと躍起になるよりも、ミスが起こってしまった際にどう対応するかの方が重要です。ギャーギャー怒るような対応は論外で、まったく生産的ではありません。お互いの損失をできるだけ少なくし、かつイヤな思いをしないようにまとめるのが社会人というものでしょう。
ところで、こうして2つの商品を取り違えてしまうことを「テレコ」と表現することがあります。今回の場合だと「テレコになっていないでしょうか?」と出品者に問い合わせました。その時ふと思ったのですが、「テレコ」という言葉はどこまで一般的な表現なのでしょう。私は家業や百貨店の現場でよく使っていましたが、流通や物流に関係のない業界でも通じるのかふと心配になってしまいました。こうしてふとした拍子に昭和のビジネス用語を使ってしまうと、自分も歳を取ったなと思ってしまいます。
夕食がおでんだった
家族が年末モードなのか、2日続けて夕食がおでんでした。おでんが嫌いというわけではないのですが、野菜が足りないし、練り物ばっかりだし、どうも物足りません。なんとなくご飯も無しにしてしまい、いつもと違って満腹感に欠けます。
一方で東京の実家には日本酒と焼肉セットを送っておきました。毎年、年末に実家で食事をするのに合わせて私が手配していて、今年は帰省しないもののいつものように用意しました。明日あたり、甥姪も含めて焼肉を食べるそうで、おでんが続いている私からするとうらやましい限りです。
コワーキングスペースからの帰り道に明日もおでんじゃなかろうかと心配になり、せめて朝食くらいはいつもより良いものを食べようとパンを多めに買い込んでしまいました。息子が夜中に食べても食べきれないくらいは買っておいたので、明日の朝食が楽しみです。普段はそれほど食にこだわりがないつもりですが、おでんが2日続いたくらいで耐えられなくなるのは意外でした。明日は肉でも買って帰ろうかと思い始めています。
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