自分の時間を自分で管理する働き方
そろそろ年明け2月の予定が入り始めています。どのような考えで予定や時間を管理しているか書いてみます。
時間に追われるような働き方をしていない
ある経営者と打ち合わせをしようとしたところ、なかなか日時を確定できませんでした。状況を聞くと「繁忙期で、、、」とのこと。私と会うことを嫌がっている様子ではなく(たぶん)、どうやら本当に予定が詰まっているようでした。そんなに忙しいのかと驚くと同時に、自分の働き方はずいぶんと珍しいのかもしれないと改めて考えさせられました。
私は時間に追われるような働き方が大嫌い。そのため、予定を詰め込むようなことはできるかぎり避けています。「余白」がないと生産性が上がらないと思っているくらいで、例えば隙間時間に次から次へと打ち合わせを入れるようなことはあり得ません。そうした働き方をしようとすると大敵なのが「作業」です。社会保険労務士の定型業務である、手続き関連の仕事などが典型的なもの。社会保険労務士の屋号は掲げているものの、定型業務を一切手掛けていないのにはこうした理由もあるのです。
予定を詰め込んでいないと様々なメリットを享受できます。本当に必要な予定をすぐに入れることができたり、新聞や本を読む時間を確保できたり。もちろんしっかり稼いで事務所経営の持続可能性を担保した上での話で、時間に追いかけられない働き方をすることができています。
年明けの予定が入り始めている
ここ数日で2月までの予定が入り始めています。私のスケジュールは概ね前々月末にはだいたい確定します。今であれば12月末までに2月の予定が確定するイメージです。予定を確定させると「余白」も可視化されるので、できるだけ能動的に予定を入れるように心がけています。例えば、顧問先への訪問日を早め早めに決めていただけるように、こちらから日時を提案するというのはよく行っています。今日もちょうど他の顧問先への訪問に合わせて、もう1社への訪問日時を提案して了承してもらったところ。受け身になって予定が入るのを待ち構えているのは性に合わなくて、できるだけ早めに先々の見通しを立てるように心がけています。
3月末には息子と東京へ出かけます。そうと決めたらすぐに航空券の手配をしましたし、関連して仕事の稼働日の調整も必要。また、茶道のお稽古を休むことになるので、先生に早めにお知らせさせてもらいました。こうしてすべてをできるだけ自分でコントロールするように心がけることで時間や予定に振り回されることがなくなり、ストレスを感じることなく自由に働くことが可能になります。
こうした働き方が身についたのは家業の代表取締役を務めた経験があるから。社長になってから気づいたのですが、地方中小企業の社長の予定は自分で自由に決めることができます。何にもしたくなければいくらでもサボることができますし、反対に全国を廻り続けようと思えば誰に文句を言われることもなく実行できます。株主から任された業務執行をするためには相当程度の裁量を持たせてもらえているわけで、自分の時間を自分で管理する働き方を自然とするようになっていきました。
どのようにスケジュールを管理しているか
いざスケジュールが入ってから気にするのは、その日のブログ記事を書く時間をどう確保するかです。朝から予定が詰まってしまうと、頭が比較的回転する午前中にブログに向き合うことができません。また反対に飲み会などで夕方以降に予定が入ると、早めに書き終えないといけなくなります。
ブログを更新し続けるために決めているルールがあります。一つ目は毎日必ず更新し続けるというもの。どこまで途切れることなく発信することができるのかを実験している感覚です。
二つ目はその日の記事はその日に書くというもの。記事を書き貯めるようなことはせずに、その日にアップロードする記事はその日のうちに書くようにしています。そもそもストックするほど記事を書けないといういうのもありますし、その日に考えたことを言葉にしたいという趣旨で決めたルールです。
最後のルールが文字数。1,700字以上を書くようにしています。文字数の下限を決めておかないと、どんどん文章が短くなっていきそうなので1,700字と決めています。当初は1,000字書くのもやっとでしたが、続けていくうちに(内容はともかく)書けるようになるものです。
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