年末年始は東京へ帰らずに福岡にいます
今日は土曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
年末年始の予定
年末年始の予定が気になる時期になりましたが、今年は予定ゼロ。東京に帰ることもなく、福岡で過ごします。カレンダー通りにおやすみをいただくつもりで、9連休となります。さて何をして過ごそうかと考えていて、真っ先に思い浮かべたのがアマチュア無線。近くの低山に登って、新年に開催されるQSOパーティというイベントに参加したいです。20局以上との交信を成功させるとステッカーをもらえるそうで、今度初めて参加してみようと考えているところです。
また年末年始に読むことにしている本があるので一気に読み終えるつもり。「世界標準の経営理論」で、800ページ超の分厚い本です。世界の主要な経営理論を紹介している本で、薄ぺっらいビジネス書を読むよりはるかに思考の鍛錬になります。毎年1回くらい読み直すことにしているので、この年末年始に集中して読んでしまおうかと考えています。ちなみにこの本は紙と電子版の両方を購入しています。最初に電子版を購入し、じっくり読むには紙の本がふさわしいなと考え直しました。電子版ばかりを賛美するつもりはなくて、本によっては紙の方が優れていることもあります。
分厚い本というと買おうか迷っている本があります。コリン・フレッチャー「遊歩大全」。文庫本なのに「世界標準の経営理論」と同じくらい分厚いです。歩くのが好きなのでいつかは読んでみたいと思いつつ、つい後回しにしてしまっています。次にどこかで見かけたら衝動買いしてしまうかもしれません。
QSLカードを発行した
QSLカードとはアマチュア無線の交信が成立したことを証明するために交換するカードのこと。私の場合は積極的に交換しようとは思っていなくて、相手の局長さんから「カードを交換しませんか」などとお申し出があった場合にのみ発行することにしています。北部九州エリアの局長さんから交換希望と言われることはほとんどなくて、関東、関西方面に遠征したときには珍しがられて交換を希望されることが多いです。皆さん、記念のカードを集めるような感覚なのでしょう。
私のQSLカードは専門業者さんのテンプレートを使ったもの。人によっては凝ったデザインにされている人もいるそうで、私のような手抜きのカードをお送りするのは少し申し訳ないような気もします。でも年賀状すらほとんど出すのを辞めてしまった私にとって、こうしたカードを発行するというのは非常に面倒くさいもの。できるだけ手間を省いて対応したいと思っています。
アマチュア無線のロビー団体がこのQSLカードの交換機能を担ってくれているのですが、諸事情で転送日数がかつての2ヶ月くらいから1年くらいにだいぶ伸びてしまっているそう。以前の転送スピードを知っている局長さんの中にはかなりご立腹の方もいるようで、処理能力が追いついていない現状にいらいらされているそうです。私の場合はまったく興味ないので1年経とうが問題なし。逆に今どき1年後に届く方が新鮮で楽しみなくらいです。先日、貯まっていたQSLカードを記入し郵便ポストに投函しました。これらのカードが相手方に届くのは1年後くらいのはず。それはそれで風情があります。
愛宕山に登る
落語を聴いていたら「愛宕山」という演目がありました。そういえば京都に住んでいたときには愛宕山の麓を通ることはあったのに登ったことがありません。次に行ったときには無線機を持って、登ってみようと思いつきました。YAMAPの有料会員になっているので調べてみると標高924m。私には少し手強いかもしれないです。富士山には登ったことはあるものの、15年くらい前に部活の後輩と勢いで立ち向かっただけ。いまはハイキング程度の低山がちょうど良いのです。
先日の日経MJでYAMAPが取り上げられていました。山登りのプラットフォームを目指している、福岡発のベンチャー企業。仕事柄、さまざまな創業間もない企業の経営者とお話しすることがありますが、成長している企業に共通するのはとりあえず行動していること。アイデアの質やビジネスモデルの巧みさももちろん重要ですが、行動しないことには前に進むことはありません。さまざまな理由で行動できなかったり、ためらったりしている経営者を見ると歯がゆく思ってしまいます。
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