社外取締役に就くということ
今日は日曜日なので最近考えていることをつらつらと書いてみます。
社外取締役に就くということ
社外取締役に限らず、取締役に最も必要とされる資質は何でしょうか。私は最後の1人になっても事業を推進する覚悟だと思っています。代表取締役や他の取締役に事故があった場合には、たとえ最後の1人になったとしても取締役会メンバーの1人として事業を存続させる強い意思と実行力が求められます。この大前提をオーナーや代表取締役と共有できていないと、雇われる立場の延長線上にあるポストと勘違いしてしまいがち。目の前にある仕事をこなすだけが取締役ではなく、いざというときには経営者になり変わって従業員を率いていく覚悟が必要なのです。
ある会社では、取締役の退任が相次ぎました。その要因を探ってみると、どうやらサラリーマンとしてよく頑張ったからという理由で、取締役を選任していたことにあるようです。取締役に何が求められているのかをオーナーが明示していなかったがために、本部長や部長が次に就くべきポストとして取締役という立場を認識してしまっていたのです。経営の一翼を担ってもらいたいという代表取締役の思いと、雇われる立場であった時と同じような仕事しかできない新任取締役。そのミスマッチが不幸な結果を招いたのではないかと考えています。
社外取締役といえども、代表取締役や他の取締役がいなくなった場合には最後の一人になっても事業を存続させる覚悟が必要です。それだけの覚悟がなければ就任を受託してはいけないでしょう。私はいつでもその会社の代表取締役を務めることができるくらいの気持ちで、社外取締役の役割を果たしています。
交信相手がいて成り立つアマチュア無線
アマチュア無線人口が減少しつつあるそうです。ロビー団体の会員数も同じく減っていて、数年後には組織を維持できなくなってしまうかもしれないとか。そんなアマチュア無線という遊びですが、相手がいて初めて成り立つ趣味です。自分一人で頑張っていても、交信してくれる相手がいなければ楽しむことができないのは自明の理です。
今日は朝から神社に参拝し、近くの公園で無線機の電源を入れてみました。いくつかCQが聞こえてきたのでお声がけしてみると、みなさんうれしそうにピックアップしてくれました。私も山の上などからCQを出すことがあるから気持ちがわかるのですが、わざわざCQを出してどなたからも応答がなければ寂しいもの。だからこそ私はCQが聞こえてきたときには可能な限り、お声がけするようにしています。
相手があって初めて成り立つ趣味。CQが聞こえていたら応答するというシンプルな行動をみんなが心掛ければ、無線人口が増えるきっかけになるかもしれません。
ちなみに今日交信した局長さんからは筑紫野市の大根地山に登ってみることを勧められました。天気が良いと有明海まで見渡すことができるそうで、もちろんアマチュア無線で遊ぶのにも適しているとのこと。12月に入ったら登ってみようと思います。
プロフィール写真を撮ってきた
この2週間ほど風邪で体調不良でした。今日も本当であれば遊びに出かけたかったのですが、念のため我慢することにしました。代わりに髪を切ってからプロフィール写真を撮ってもらうことに。服装はブレザー。着物にしようか迷いましたが、なんとなくブレザーを選びました。以前に着物姿で写真を撮ってもらったのですが、あまりに出来が悪かったのですべて没にしてしまいました。その時の苦い思い出があるので着物を避けてしまいました。
撮影後にその場で画像を確認してまったく問題なし。1週間後にデータで納品してもらえるとのことです。手際よく撮影してくれるので私の性格にもぴったり。春に撮る家族写真もこのお店にしようかと思います。そういえば父方の祖父は写真が好きで、一族で何度も写真を撮ったものです。私とも年に一回、家の前に二人並んで写真を撮るのが恒例でした。私はカメラ本体は好きだけど、撮られるのはそれほど得意ではありません。この頃ではプロフィール写真や、息子の節目のタイミングで撮ってもらうくらいです。
前回撮影したときの自分と比べると、それなりに歳をとったなという感じ。こればかりは隠しようがありません。悪あがきすることなく、そのままの自分を受け入れようと思います。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
関連記事