自動車での移動で心掛けていること
現在、マイカーは所有していなくて、必要な時にカーシェアリングを利用しています。せいぜい月1回程度しか運転する機会はありませんが、昨日今日とめずらしく2日続けて運転しました。面倒くさがりの私にとって、運転はどちらかといえば避けたい行為。自動車での移動で心掛けていることについて書いてみます。
2日続けてカーシェアリングを利用した
昨日、今日と2日続けてカーシェアリングを利用しました。
昨日はポッドキャストの収録日。アシスタントのにしべちえさんと香春町の施設で来月配信分を収録してきました。元小学校の放送室を使わせてもらっていて、収録環境としては文句なし。夏に空調を切るとあっという間に暑くなるのには閉口しますが、ようやく過ごしやすい気候になりました。収録の日には他の予定が無い限り、自宅近くからカーシェアリングを利用することにしていて、地下鉄とJRで移動する場合と比べると半分くらいの時間で移動できています。
そして今日は急きょ、顧問先へ向かうことになりカーシェアリングを利用しました。地下鉄とJRで移動しても良いくらいの距離ですが、駅から会社まで距離があるのでタクシーを利用するわけにもいかず自分で運転して行くようにしています。関係者から断続的に入ってくる連絡だけでは事態の全体像が判然とせず、「とりあえず伺います」ということで乗り込みました。対処方針はお示しできたつもりで、あとは経営者がなんとかするしかありません。無事を祈るばかりです。
運転をするのはどちらかというと面倒くさく感じています。事故に遭ったときのリスクなどを考えるとできるだけ運転したくないというのが率直なところ。めずらしく2日続けて運転したので疲れてしまいました。前に住んでいた地域で毎日運転していたことなんて、遠い昔の出来事のように感じます。
何を聴いているか
このところ運転中は落語を聴いています。CDからiPhoneに取り込んでいるものを、Bluetoothスピーカーで流しています。今日聞いていたのは古今亭志ん朝の「三枚起請」と「お若伊之助」。ラジオは途中で周波数を切り替える必要があるし、音楽は歩く時に聴いているので運転中はいいかなという感じ。今は落語がちょうど良いのです。
47歳にもなると新しい音楽を探すのが億劫になってきます。Spotifyでもいつも同じような曲ばかりを聴いていて、といって新しい曲を開拓するのも面倒。ありとあらゆる音楽を月額少しの課金で聴くことができるなんて夢のようなイノベーションであったのに、実際に聴いているのは自分が認知している範囲の音楽だけ。なんてもったいないことでしょう。経営者には「自分の認知の外に目を向けましょう」とか、「しなやかに変わり続けないと存続できないですよ」などと申し上げているのに、肝心の自分が変化を嫌い始めていることに愕然とします。歳を重ねるとなにかと動きが鈍くなるのは事実。そうなっていく自分を自覚して、つまらない人生を歩むことなど無いように新しい刺激を探し続けなければいけません。
自動車の運転はリスクでしかない
2年半前に引っ越したタイミングでマイカーを手放しています。バスと地下鉄が便利な地域に引っ越したので、思い切って2台とも売却してしまいました。それまで当たり前のように使っていたガソリン代や整備代の出費が無くなったので家計の負担は軽くなりました。オイル交換とか空気圧を気にしなくて済むようになったのも、面倒くさがりの私には大きいです。
自動車を所有していたときには事故だけは起こしたくないとばかり考えていて、安全運転に徹していました。すこし飛ばしたところで大した時間の節約になるわけではないですし、事故のリスクが増すだけ。マイカーがなければ生活できない地域に住んでいたのでやむなく運転したというのが実態で、手放すことができたときにはホッとしたものです。絶対に必要でないのであれば、自動車の運転なんてリスクでしかありません。特に自営業にとっては自分自身が一番の商品であるわけで、事故に遭ったり、あるいは事故を起こしてしまって稼働できなくなればたちまち生活が立ちゆかなくなります。みんなが当たり前のように自動車を運転していますが、リスクについては冷静に考えておきたいものです。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています
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