プロフィール写真を撮ってもらった
着物を着て初めて外を歩いてみました。
オンラインで着付けを習った
着付けを習いたいけれども着物を持って移動するのが大変そうで、オンラインで着付けを教えてもらいました。オンラインで済むなら移動の手間が掛かりません。もちろん対面の方が効率は良いのでしょうが、私にはぴったりの講座でした。
講師の方はアメリカにいらして茶道もされているそう。仕立ててもらった着物なのでサイズがちょうどなのは当たり前ですが、自分一人でYouTubeを参考に着たときよりもピシッと決まった感じ。購入した呉服店でもさらっとは教えてもらっていたものの、短時間のレクチャーで身につくはずがありません。改めて押さえるべきポイントを教えてもらえたおかげで、少し自信がつきました。
そもそも私は蝶結びがきちんとできないくらい、何かを結んだりするのが苦手。襦袢の上から腰紐を結ぶ時点で手つきがあやしいので、袴を着けるところまで辿り着くのに90分近く掛かりました。終わる頃にはぐったり。着物を着た後に茶道のお稽古をするなんて、私の体力でできるのか不安になります。茶道教室のお姉様方が毎回、着物を着てきていることの大変さを少し理解できました。先生からは11月から着物を着てきたらと言われているので、もう少し練習しておこうと思います。
プロフィール写真を撮影してもらった
せっかく着物を着たので、そのままプロフィール写真を撮ってもらうことにしていました。自宅近くの公園でカメラマンさんと待ち合わせて、屋外で撮ってもらうことしていたのです。着物を着て外を歩くのは初めて。歩きづらいですね。洋服で歩くよりもモタモタしてしまいます。道行く人々の視線は思ったよりも感じません。誰も自分以外の人のことなんて気にしていないものなのでしょう。
カメラマンさんには事前にイメージはお伝えしておいたので撮影はスムーズに進み、ちょうど1時間で終了。レタッチした上で、後日、納品してくれるそうです。撮影中にその都度、プレビュー画面を見せてくれたのですが、基本的に「お任せ」なので納品さえしてくれればそれで良いと思っている私。世の中にはカメラマンさんにあれこれ注文をつける人が多いのでしょうか。プロフィール写真用の画像が欲しいとはっきりお伝えしているので、今日撮影した中から1枚でも使える画像が見つかればそれで成功。自分がカメラを持ち出しているときも、パリッとした写真が1枚でも撮れれば満足だと割り切っているくらいです。
士業で独立開業しようとする人にアドバイスを求められた時、私は高スペックのパソコンを買えとか、ハンコはチタン製にしろなどとお伝えしていて、プロフィール写真もちゃんとしたものを用意するようにお勧めしています。士業の一番の商品は自分自身。法律の知識や資格は多くの競合が当たり前に持ち合わせているもので、見込み客にとっては比較のしようがありません。その自分が何者であるかをお伝えするのに、プロフィール写真は重要な役割を果たしてくれます。スマホで自撮りしたようなものや、家族に撮ってもらったようなものが悪いとは言いませんが、見込み客がどう捉えるかと考えるとプロに撮ってもらうのが望ましいはず。私は毎回、カメラマンに依頼して撮ってもらうことにしています。
本来であれば毎年撮り直すべきなのでしょうが、例の流行病や引っ越しが重なって2019年の画像を使い続けていました。よくないですね。今回ようやく更新することができたのでほっとしています。
レンズが気になる
カメラマンさんがどんな道具を使うのか気になっていて、今日の方はソニーのカメラに、キヤノンのレンズを装着していました。そのレンズは50mmの単焦点で私も使ったことがあるもの。大きなズームレンズを振り回すよりも、単焦点レンズの方が潔い感じがして好みです。
スマホでそこそこの写真が撮れてしまうからこそ、カメラマンという仕事は「良い写真」が撮れるのは当たり前で、独自の立ち位置を築くことが求められていそう。価格を売りにするのももちろんありだし、地域性や専門性も鍵になるでしょう。「野球の撮影が得意なカメラマン」といった打ち出し方もありですね。同じ自営業の方がどんな風に仕事をしているのかすぐそばで観察させてもらい、そんなことも気になってしまった一日でした。
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